Clarinet Systems,Palmデバイスをかざすだけでデータをダウンロードできる機器を発表Clarinet Systemsは6月5日,赤外線を利用しPDAなどに自動でデータをダウンロードできる機器を発表した。
Clarinet Systemsは6月5日,PDAなどに対応した赤外線を利用する自動ダウンロード機器「EthIR STARシリーズ」を発表した。本日よりTORICAおよび兼松コミュニケーションズから企業向けに販売され,価格は1台数万円からとなる。本機の前にPalmデバイスもしくは赤外線ポートを持つ機器などをかざすだけで,自動でデータをダウンロードできる。米国では既に販売されており,既に数十社が契約,設置をおこなっているという。
端末側の特別な設定は必要なく,たとえばタイアップをおこなっているPalmデバイスなら「赤外線通信の受信」をオンにしていれば対応する。 ダウンロードできるのはゲームおよび各種情報など。何をダウンロードさせるようにするかは各自で設定が可能であり,ホテルの入り口に設置して情報の提供に利用したり,カフェに設置しメニューを表示したりといった用途が考えられる。日本では現在エイデンとデオデオが導入しており,両社系列の1店舗で試験的に設置されているという。 EthIR STARシリーズは「EthIR STAR 1000」,「EthIR STAR 2000」,「EthIR STAR 3000」の3つ。外見上は同じだが,一方的に自動でダウンロードさせるだけのものと,選択してダウンロードできるものというように,機能が異なる。データダウンロード中は,ほかの端末はEthIR STARにアクセスすることはできない。 [杉浦正武,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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