FOMAスタンダードタイプ,機能改善のため取り替えを実施NTTドコモは7月16日,「FOMA N2001」において従来予定しながらも実現していなかった“USBを利用したデータ通信”などの機能が利用可能になったとして,端末の取り替えを実施すると発表した。
NTTドコモは7月16日,5月30日から試験サービスを開始しているFOMAのスタンダードタイプ端末「FOMA N2001」について,機能改善のため7月17日より取り替えを実施すると発表した。
FOMA N2001は発表時に「FOMA USB Cableを利用して384Kbpsのパケット通信が可能」(5月22日の記事参照)「iモードメール最大送受信文字数は5000文字」とうたっていたが,試験サービス開始当初から現在に至るまでUSBケーブルを利用したパケット通信は利用できず,iモードメールの最大送受信文字数も2000字にとどまっていた。 今回機能が改善されてUSBケーブルを利用したパケット通信が可能になったほか,iモードメール最大送受信文字数も本来の5000字となった。このほか「動作を安定させることで,フリーズするようなことを少なくさせた」(NTTドコモ)という。 取り替え対象となるモニターへは文書および電話で連絡を行う。今後宅配などで取り替えを実施するという。 「ユーザーは了承済み」試験サービス開始から現在まで一部機能が使用できないことについて,ドコモは当初からユーザーの了承を得ているという。 「モニターにはあらかじめこうした機能が使用できず,また必要に応じて取り替えを行うということを納得してもらった上で端末を貸し出ししている。データ通信についても,利用を希望したモニターには別途データカード(データタイプ端末「FOMA P2401」 )を貸し出している」(NTTドコモ) とはいえ,試験サービスながらもサービスに多少のもたつきがあったのは事実。6月25日には発表時に貸し出しをうたいながら出荷が遅れていたビジュアルタイプ端末「P2101V」の提供が開始されている(6月25日の記事参照)。 かたちを整えてきたFOMA試験サービス。10月に本サービス開始を迎え,ここへきてようやく発表どおりの姿となってきた。 [杉浦正武,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
最新スペック搭載ゲームパソコン
最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
FEED BACK |