J-フォン,Java+カメラの「J-D05」「J-T06」を展示

J-フォン東日本ブースでは,モバイルフラッシュを備えた「J-T06」と,人工網膜チップの「J-D05」を試すことができる。

【国内記事】 2001年7月17日更新

 7月17日から東京・ビッグサイトでは「Wireless Japan」が開催されている。展示会場のJ-フォン東日本ブースでは,Java対応端末「J-D05」と「J-T06」を見ることができる。

携帯のカメラについにフラッシュが

 三菱電機製のJ-D05と東芝製のJ-T06は,6月22日に関東・甲信エリアで発売された「J-SH07」に続くJava対応端末だ(6月14日の記事参照)。J-T06は7月中旬以降,J-D05は7月下旬以降の発売が予定されている。

 Javaだけでなく,両機種ともにJ-フォンが推進している「写メール」に対応するモバイルカメラも搭載しているのが特徴(6月15日の記事参照)。

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 東芝製のJ-T06には,モバイルカメラ用のモバイルフラッシュが付属している。フラッシュをイヤホンジャックに差し込むことで,暗い場所でも撮影が可能だ。シャッターボタンは側面にも設けられている。

 液晶にはシャープ製のGFカラー液晶(5月24日の記事参照)が採用され,6万5536色,120×160ピクセルの表示が可能。2インチという液晶の大きさともあいまって,快適な撮影が可能だった。

 左下のダイヤルボタンはJava専用ボタン。押すだけでJavaライブラリが開く。

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会場でJ-T06でフラッシュ撮影。液晶に表示された画像がこれ

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 三菱電機製のJ-D05もモバイルカメラ搭載だ。ほかの機種に採用されているCMOSセンサーではなく,三菱独自の「人工網膜チップ」を利用している(3月27日の記事参照)。人工網膜チップは1つのチップで画像の検出と処理を兼ねており,反応速度が高速なのが特徴。任天堂の「ゲームボーイ・ポケットカメラ」などに採用されている。

 ミラーは着信メロディのスピーカーと組み合わされており,外見上の違和感もない。カメラのレンズは中央部の半円の黒い部分に仕込まれている。

 Java用に1Mバイトの大容量メモリを搭載していることも特徴。オリジナルのJavaアプリ「珍さんのおうち自慢」もプリインストールされているなど,遊び心もたっぷりだ。

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J-T06とほぼ同じ環境で撮影してみた。液晶は4096色表示のため,画面上で見た発色はJ-T06のほうが上。ただし撮影時のレスポンスが良く,快適にシャッターを切ることができる

[斎藤健二,ITmedia]

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