ドコモ，背面液晶搭載の「N503iS」8月27日発売

503iの“セカンドシリーズ”3機種目となる「N503iS」は，売れ筋の「N503i」に背面液晶を加え，メイン液晶をTFTに変更した正常進化型端末だ。

【国内記事】

2001年8月22日更新

　NTTドコモは8月22日，折りたたみ型の携帯電話「デジタル・ムーバ N503iS HYPER」を8月27日に発売すると発表した。

目立たないが赤外線ポートも健在。背面の液晶は「N210i」に似た形だ

　着信メロディは16和音で，液晶には約2インチのTFT液晶を採用（120×160ピクセル）。4096色表示が可能で，最大表示文字数は15文字×14行となっている。本体は115グラムと多少重くなった。N503iとは背面の液晶の有無が大きな違いだ。「基本的にはN503iをバージョンアップしたもの」（ドコモ）

　またiアプリの保存件数もN503iの5〜10件から，15〜30件に増加している。

カラーバリエーションはソワールチタン，エトワールゴールド，グランブルー（写真はグランブルー）

メールフォルダも装備

　「N210i」と同じくメールフォルダも装備された。受信したメールをフォルダに分けて整理できるほか，受信時に自動的に振り分ける機能も持っている。

「N503i」（上）との違い。ダイヤルボタン周りに大きな変更はない。十字キーとソフトキーの形状が少々変更された程度だ。逆に目をひくのは液晶。N503iの液晶が点いていないようにも見えるが，両機種ともにバックライトを点灯させて撮影している。これだけ輝度が向上しているということだ

N210iとの違い。iモードマークとその上に位置する赤外線ポート以外は，長さが異なる程度。NEC製の折りたたみ型は完成の域に達したのか？

　主なスペックは以下の通り。

連続通話時間	約135分
連続待受け時間	約460時間
1画面最大表示文字数	15文字×14行
重量	約105グラム
サイズ	幅48×高さ93×厚さ24ミリ（折りたたみ時）
カラー	ソワールチタン，エトワールゴールド，グランブルー
価格	オープンプライス
発売時期	関東甲信越にて8月27日

[斎藤健二，ITmedia]

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