iモードがレンタル会員証に──ゲオとインデックス,IrDAでNTTドコモの一部の携帯電話に搭載されている赤外線通信機能を使って,携帯電話をレンタル会員証代わりに使う試みが始まる。
ゲオとインデックスは10月23日,赤外線通信機能(IrDA)(用語)を搭載したiモード携帯電話を利用したカードレスのレンタル試験サービスを開始すると発表した。ゲオの関東地区5店舗で10月29日から行う。 携帯電話がレンタル会員証代わりにゲオはビデオやDVD,CDなどソフト全般のレンタルショップ。全国にフランチャイズ店を含めて378店舗を構える。 試験サービスで利用できる携帯電話は,現行のIrDA通信機能搭載端末であるNTTドコモの「N503i」「N503iS」「P503i」「P503iS」。 カードレスのレンタルは,最初にIrDAのvCard(用語)フォーマットによるデータ交換機能を使い,携帯電話と店舗のレジでデータを交換する。IrDAでは携帯電話ユーザーの電話番号などを送信することができ,それを元に認証が行われる。ただしNTTドコモが持っているユーザーデータとの照会などが行われるわけではなく,認証に関してはゲオのネットワークと携帯電話で完結したシステムになるという。 いったん店舗側のデータベースに登録されたら,その後は携帯電話がレンタル会員証代わりになる。個人認証もIrDAを用いて行う。 試験サービスの結果次第では,全国のゲオショップでの採用や,ゲオのiモード公式サイト「GEO最強映画DB」と連携した返却日通知や予約システムなどの機能を追加することも予定しているという。 「将来的にはレシートの電子化,ポイント処理や電子決済の簡易化を携帯端末で行うことを視野に入れている」(インデックス) 試験サービスが導入される店舗は以下の通り。
ゲオの「GEO最強映画DB」は,使用料無料。「iメニュー」-「スポーツ/趣味」-「映画」からアクセスできる。 [斎藤健二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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