DDIポケット,PDA向けポータルサイト「Club H"for PDA」をオープンDDIポケットはPDAの画面サイズに合わせたコンテンツを集めたサイトをオープンする。その狙いは,AirH"カードの利用促進にある。
DDIポケットは10月25日,PDA向けポータルサイト「Club H" for PDA」を26日からオープンすると発表した。PDA画面サイズに合わせた16のコンテンツがそろっており(下表参照),11月からは有料コンテンツも追加されるという。URLはhttp://www.clubh.ne.jp。 【26日より開始する主なコンテンツ】
*今後エムティーアイより「共同通信ニュース」「天気予報」「道路交通情報」などのコンテンツを追加予定 AirH"の流れの中で生まれた「Club H" for PDA」今回の発表について,DDIポケットの広報は「AirH"の利用促進が目的」と語る。 「PDAは携帯電話より画面も大きく,現在注目されているデバイス。当社のCF型AirH"カード(10月10日の記事参照)を挿せば,つなぎ放題でネットに接続するような環境も実現する。PDA向けのサイトを立ち上げることで,PDAからのAirH"の利用を促進したい」(DDIポケット) コンテンツの中には日本テレビ放送網やパケットビデオジャパンのコンテンツも用意されており,こうしたコンテンツでは動画配信も行われる見込み。PDAから定額制で利用したくなるコンテンツをそろえれば,AirH"の価値はより高まるといえるだろう。 課金代行は行うか?発表の中で気になるのが,「11月から有料コンテンツの提供も行う」という部分。有料サイトというと,思いつくのがiモードのような“キャリアが課金代行を行う”形式だ。Club H"for PDAも,今後こうしたかたちに移行するのだろうか。 「通信料に上乗せするかたちで料金を徴収するのかどうかは,現在のところ未定。ただ,その方向で検討はしている」(DDIポケット) 同社は「今後ビジネス用アプリケーションやゲームなどのコンテンツを順次追加する予定」と語っており,場合によってはアプリのダウンロード販売も考えられる。DDIポケットは「現在のところはどうなるのか詳しいことはいえない」とコメントするに留めたが,可能性は十分考えられるだろう。 PDAのコンテンツポータルといえば,凸版印刷も11月下旬よりモバイル端末向けコンテンツ配信サービスを提供する予定(9月25日の記事参照)。しかしこちらは,キャリアのように通信費に上乗せして課金するといったようなことは行えない。 DDIポケットのポータルサイトが今後どのようなかたちになるのか,まだはっきりとは見えていない。当面は,11月からの有料コンテンツがどのようなものになるかというところに注目だろう。 [杉浦正武,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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