米Cingular Wireless,米国で3Gサービスを開始
米Cingular Wirelessは10月30日,同社のネットワークをEDGE(用語)ベースのワイヤレスデータ技術にアップグレードすると発表した。 アップグレード完了後,Cingularのユーザーは最高転送速度384Kbpsでのパケットデータ通信が行えるようになる。 ネットワークインフラ構築作業はEricsson,Nokia,Siemensがサポート。GPRSパケットデータとGSM音声技術を,CingularのTDMAおよびアナログネットワークに導入するところから開始されるという。EDGEはCingularのサービス地域全体で導入される。 EDGEはGSMをベースとした,GPRSと同じパケットデータ技術。GPRSへの「後方互換性」もあるので,EDGEのサービス利用地域ではGPRS端末を使用できるという。 CingularはTDMAの顧客に対しては,引き続きTDMAサービスを提供する。同社は,多くのユーザーがTDMA端末からGSM/EDGE端末にアップグレードしていることから,新しいサービスのニーズは高まるものとみている。 数々の通信方式が存在する米国は3Gへの移行が遅れているといわれるが,先日一部地域でCDMA2000 1xによるデータ通信が可能になるなど,ここにきて新たな動きがみられる。 [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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