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「902T」でスマートに使いこなす──ボーダフォン3G

端末が使いやすいからボーダフォン3Gのサービスが、もっと身近に便利になる──。902Tが引き出すボーダフォン3Gの魅力を、具体例を交えてご紹介しよう。

メールもWebも、日本と同じ感覚で──国際ローミング

 ボーダフォンの3G端末はW-CDMAに加え、欧州やアジア各地で多く採用されているGSMネットワークにも対応している。音声通話やMMS、SMS、ボーダフォンライブ!へのアクセスが可能な海外のローミングエリアは、日本のキャリアの中でも群を抜く広さ。ボーダフォンライブ!を利用できない地域でもSMSによるメッセージの送受信は可能な場合も多い。操作性が従来の2G端末に近い「Vodafone 902T」なら、渡航直前に機種変更しても、戸惑うことなく海外で利用できるのがメリットだ。

国際ローミングで利用する時にも海外設定を「自動」にしておけば、渡航先で利用可能なネットワークを自動選択する

 902Tは海外利用時に便利な各種機能も備えている。世界時計が内蔵され、待受画面で2つの地域の時刻を同時に表示可能。日本に電話をかける際も、“日本は今、何時なのか”を瞬時に把握できる。通貨換算機能も用意され、為替レートと現地の金額を入力すれば、日本円への換算もラクラク。為替レートは前回の設定を記憶しているので、入国時に一度設定しておけば済む。


世界時計に加え、待受画面にHOME設定した国と、選択した国の2つの時刻を同時に表示する機能も持つ
通貨換算機能は、前回設定した換算レートを記憶するのがポイント。計算のたびに換算レートを入力せずに済む

3つの便利な選択肢──データ通信機能

 海外を飛び回るビジネスマンはもちろん、年に数回の海外旅行を楽しむ人でも、今や欠かせないのがインターネット利用だ。W-CDMAとGSM/GPRSをサポートするボーダフォン3G端末では、シンガポールや香港、英国、イタリア、ドイツなど18の国と地域でW-CDMAによる高速パケット通信、米国、オーストラリア、中国、ロシアなど53の国と地域でGSM/GPRSによるインターネット接続が可能だ。

 902Tは、PCやPDAと端末をつないで行うインターネット接続に対応するだけでなく、3つもの接続手段を利用できる。USBケーブルを使った有線接続に加え、Bluetoothや赤外線によるワイヤレスでのインターネット接続が可能だ。特に赤外線を利用したインターネット接続は、Windows XPであればドライバも不要。国内はもちろん世界中で手軽にインターネット接続できる。ノートPCと902Tをお供にすれば、世界中のさまざまな場所がパーソナルオフィスになってしまうのだ。

902TはPCなどの外部機器と3つの手段で通信が可能

すべての手段でモデムとして利用できる。赤外線ポートがディスプレイ部の上にあるので、PCの赤外線ポートを向き合わせやすいのも便利だ

通話もデータ交換もワイヤレス──Bluetooth

 Bluetoothに対応しているのも902Tの特徴の1つ。Bluetooth対応カーナビやBluetoothヘッドセットと組み合わせれば、ワイヤレスでのハンズフリー通話が可能だ。運転中の通話以外でも、PCを操作しながら通話したり、携帯電話を持たずにリラックスして通話したりと、ワイヤレスでハンズフリー通話できるメリットは大きい。


ワイヤレスでのハンズフリー通話は、3Gならではのテレビ電話利用時にも便利。アクティブターンの902Tならコンパクトな状態でも快適にテレビ電話も楽しめる

 902Tはプライバシーにも配慮している。902Tを操作して発着信した場合にはヘッドセットではなく、902T本体での通話も可能としている。車内でBluetooth対応カーナビや、スピーカータイプのヘッドセットデバイスを利用している際、同乗者にはちょっと聞かれたくない通話をする場合にもスマートに対応できる。

Bluetooth対応カーナビなどと組み合わせた場合のプライバシーにも配慮。プライベートモードに設定しておけば、902T本体で発着信操作すれば、902T側で通話できる

 PCとのデータ交換にもBluetoothは便利に使える。902Tは、Generic Object Exchangeプロファイルに対応しているので、PC側から902T内のフォルダにアクセスし、撮影した画像などをPCにドラッグ&ドロップでコピーしたり、PCから902Tにファイルをコピーすることもできる。PC側で一括操作できるので、データ交換も極めてスムーズに行えるのだ。

 902TのBluetooth機能は、ヘッドセット接続以外でも常時待ち受けが可能。PCとペア設定しておけば、902Tには一切触れずにファイル交換を行えるのも便利だ。例えば902Tを充電スタンドに置いたまま、もしくはカバンに入れたままで、PCからテキストファイルやJPEG/GIFファイルなどを転送し、902Tで参照できる。インターネット上の案内図や文字情報などを活用するのも簡単だ。


PCと902Tの本体メモリ間ではExplorerを使ってファイル交換できる(上)。PC側のBluetooth機能に依存するものの、ブラウザに表示されている画像をワンタッチで902Tに送信することも可能だ(下)

使い勝手は折りたたみタイプそのまま──背面ディスプレイ+お知らせイルミネーション

 回転2軸の「アクティブターン」を採用した902Tだが、カラーの背面ディスプレイも備えている。“情報が画面いっぱいに表示されるメインディスプレイを表に向けておくのはちょっと抵抗がある”といったユーザーでも、従来の折りたたみタイプ同様に、背面ディスプレイで着信時に相手を確認したり、未読メールの有無、マナーモードの設定状況などを確認できる。

背面ディスプレイでは時刻のほか、マナーモードの設定状態、不在着信、未読メールの有無などを簡単に確認できる

 不在着信や新着メールの有無はお知らせイルミネーションでも確認できる。「不在着信あり」「未読メールあり」「留守番センターに留守電あり」の場合に、それぞれ異なるイルミネーション色を設定可能。背面ディスプレイよりもすばやく一目で確認でき、緊急の連絡も逃さずに済む。

お知らせイルミネーションは目立ち過ぎない程度に淡く点灯する。音声着信時、テレビ電話着信時、メール受信時などにもそれぞれ設定した色で点灯させられる

お得な3Gサービスをを902Tで

 ボーダフォンは、2Gでも他キャリアに比べて割引サービスが充実しているが、電波の利用効率が高い3Gならではの割引サービスも増えてきた。月額840円で高解像度な写メールを無制限に送受信できるメール定額、月額1050円から利用できるデュアルパケット定額の2つの「定額」サービスが用意されている。“こうした定額サービスを利用するほど利用頻度は高くない”というユーザーでも、メールやWeb利用時のパケット料金は2Gよりも3Gのほうが割安だ。

 それでも2Gを利用し続けていたユーザーの中には、3G端末で大幅に変更された操作性に対する不安感や、メールやWeb利用時にフォントサイズを変更できない不便さを理由に挙げる人もいる。902Tはアドレス帳やメールなど、今どきの携帯の基本操作部分が2G端末に近く、フォントサイズの変更もサポートしている。2G端末から戸惑うことなく移行できる902Tなら、お得なボーダフォン3Gを存分に活用できるだろう。

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