SH506iC特集
ビューアポジションで電子書籍も閲覧:

新スタイルを切り開く「SH506iC」

 PDAという小型コンピュータに魅せられたことのある人は、「SH506iC」の登場に時代の変遷を感じることだろう。「SH900i」では、ExcelやWord、PDF、PowerPointなどのデータを閲覧できる「ドキュメントビューア」機能が携帯電話で初めて搭載され、ユーザーを驚かせた。SH506iCは、ドキュメントビューア機能はもちろんのこと、さらに電子辞書や電子書籍を閲覧できる 新しい“ビューア”機能が追加されている。


写真右画面:岸 朝子「東京 五つ星の手みやげ」東京書籍提供

 本体内のメモリーには英和辞書をプリインストール。さらに、インターネット上の電子書店から、辞書や書籍をパソコンへダウンロードする方法で購入することができ、ダウンロードした辞書や書籍はminiSDメモリーカードに保存して、SH506iCで閲覧することができる。

 電子書籍を利用することを考えて作られているビューアだけに、読書用の機能も豊富。縦書き/横書きの切り替えはもちろん、しおりを挟んだり文字の大きさを切り替えられる。

ビューアを生かす、回転液晶スタイル

 このビューア機能を最大限に生かせるのが、2軸のヒンジ構造を持った「回転液晶スタイル」だ。一見普通の折りたたみ型に見えるSH506iCだが、液晶を開き、ディスプレイを右回りに180度回転させることが可能。そのまま折りたためば、ディスプレイが前面に配された「ビューアポジション」となる。


 このヒンジ構造自体は、最近では珍しいものではない。SH506iCのポイントは、ビューアポジションのままで、開いた時に近い操作性を実現していることだ。なんと、側面にはサイド4方向ボタンとサイド決定ボタン、サイドクリアボタンを搭載。液晶下部にはビューアポジション用のガイダンスボタンを2つ備えている。


写真右画面:岸 朝子「東京 五つ星の手みやげ」東京書籍提供

 電子書籍の閲覧はもちろん、メール閲覧や電話帳の検索ももちろん可能。iモードページの閲覧も行える。携帯が扱える情報のすべてを、手のひらの中でチェックできる。一歩進んだ2軸ヒンジ構造。それが、SH506iCの回転液晶スタイルだ。

[ITmedia]

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