ケータイを通じて“暮らし”もデザイン――KDDIの新ブランド「iida」:au design projectの発展系
携帯電話と周辺機器を通じて、利用者の暮らしもデザイン――。KDDIが、au design projectの発展系となる新ブランド「iida」(イーダ)を立ち上げた。第1弾として金属で上質感を表現した携帯電話「G9」を発表。前衛芸術家の草間彌生氏がデザインした“アートとしてのケータイ”もリリースする。
携帯電話と周辺機器を通じて、利用者の暮らしもデザイン――。KDDIが、au design projectの発展系となる新ブランド「iida」(イーダ)を立ち上げ、4月下旬から、新モデルをリリースすると発表した。
- →ケータイだけでなく、ライフスタイルをデザインする──「iida」の狙い
- →なめらかな金属で上質感を表現――iida第1弾端末「G9」
- →写真で解説する「G9」
- →草間彌生氏が手がける“アート”な携帯電話3作品――「iida」Art Editionsモデル
- →写真で解説する「Art Editions YAYOI KUSAMA」
- →優しさがあるデザインを採用、ユーザーの“心地よさ”を追求したシンプルケータイ「misora」
- →ケータイとつなぐプロジェクター、最大投写サイズは63インチ――Mobile pico projector
- →ケータイの充電器にも個性を――観葉植物のようなデザインの「AC Adapter MIDORI」
KDDIはこれまで、デザインにこだわった携帯電話のブランドとして「au design project」を展開してきたが、昨今のユーザーニーズが“機能やスペック”から“デザインや生活スタイルとのマッチング”にシフトしてきたことを受け、新ブランドiidaの立ち上げを決めたという。iidaでは携帯電話や周辺アイテムを通じて、利用者の“暮らし”をデザインする商品を継続的に提供する計画だ。
iidaの第1弾端末として登場するのは、プロダクトデザイナーの岩崎一郎氏がデザインした「G9」。合わせてワンセグや携帯電話で撮影した画像/動画を大画面に映し出せる超小型プロジェクター「Mobile pico projector」も限定3000台で発売する。
以降、前衛芸術家の草間彌生氏が手がけるアートとしての携帯電話「ドッツ・オブセッション、水玉で幸福いっぱい」「私の犬のリンリン」「宇宙へ行くときのハンドバッグ」や、何気ない心地よさをテーマとした携帯電話「misora」をリリースする予定。また、インテリアのアクセントとしても使える5種類のACアダプターもラインアップした。
iidaブランドの新製品は、4月8日から東京・原宿のKDDIデザイニングスタジオで展示する。
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