Windows Mobile 6.5.3搭載の「TG02」と「K01」を披露――東芝ブース:Mobile World Congress 2010
東芝は、「TG01」の後継モデルとなる「TG02」と、QWERTYキーボード付きの「K01」を紹介。これら2機種のOSには「Windows Mobile 6.5.3」が採用されている。
Mobile World Congress 2010の東芝ブースでは、Windows Phone3機種が展示されていた。1つは発売中の「TG01」で、日本ではNTTドコモから「T-01A」として発売されている。もう2つは未発売の「TG02」と「K01」だ。
TG02は4.1インチのワイドVGA液晶や1GHzのCPUを搭載するなど、ベースとなる部分はTG01と共通だが、OSがTG01のWindows Mobile 6.5からWindows Mobile 6.5.3へバージョンアップしている。Windows Mobile 6.5.3の新しい仕様の1つとして、TG02は静電容量式のタッチパネルを搭載している(ただしマルチタッチには非対応)ほか、「(キーレスポンスなどの)動作速度も向上している」(説明員)という。3Dグラフィックを用いて複数のホーム画面を切り替えられるメニューも用意されている。なお、2010年2月18日時点で、Windows Mobile 6.5.3の詳細はMicrosoftからは発表されていない。
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K01はガラスケースの中に展示されており、実機を操作することはできなかった。TG02と同じくWindows Mobile 6.5.3をサポートしており、4.1インチのワイドVGAの有機ELディスプレイや1GHzのCPUを搭載するほか、32Gバイトメモリを内蔵。QWERTYキーボードを備えながら、厚さ約12.9ミリのスリムなボディを実現した。タッチパネルはTG02と同じく静電容量式を採用。説明員によると、「2010年中に世界で発売される予定」とのこと。
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