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第2回 iモードアドレスをスマートフォンで使うには?「spモード」の“ここ”が知りたい

ドコモのスマートフォン向けISPサービス「spモード」についてレビューする本コーナー。第2回ではspモードの初期設定やメーラーアプリのダウンロード、メールアドレスの設定について調べた。

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質問:初期設定では何をするのか

 「spモード」に契約したら、まずアクセスポイントの設定をする必要がある。筆者のようにmopera Uを解約してspモードを契約した場合、アクセスポイントの設定をしていないとスマートフォンからインターネットに接続できない。ここでは「Xperia」「LYNX SH-10B」「dynapocket T-01B」の3機種で設定方法を紹介する。

 Xperiaでは「設定」→「ワイヤレス設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」のサブメニューから「初期設定にリセット」を選ぶと、アクセスポイントに「spモード」が現れる。筆者はこの方法で設定できた。ほかに、サブメニューの「新しいAPN」の「名前」に「spモード」、「APN」に「spmode.ne.jp」を登録してサブメニューから「保存」を選んで設定する方法もある。

photophotophotophoto アクセスポイント名の一覧で「初期設定にリセット」をするか、「spモード」と「spmode.ne.jp」を手動で登録すると、一覧に「spモード」が現れるので、これにチェックを入れる

 SH-10Bでは「設定」→「通信」→「モバイルネットワーク設定」→「アクセスポイント名」のサブメニューから「新しいAPN」を選び、「名前」に「spモード」、「APN」に「spmode.ne.jp」を登録してサブメニューから「保存」すればよい。

photophotophoto 新しいAPNの名前に「spモード」、APNに「spmode.ne.jp」を設定して「保存」し、新たに現れた「spモード」にチェックを入れる

 T-01Bは「設定」→「接続」→「接続」で「新しいモデム接続の追加」を選び、接続名に「spモード」、モデムの選択で「パケット通信(3G、GPRS)」を選ぶ。続いてアクセスポイント名に「spmode.ne.jp」を入力し、次の画面で「完了」を選べばよい。

photophotophotophoto 「T-01B」では「設定」→「接続」→「接続」で「新しいモデム接続の追加」から、画面の通りに設定して「次へ」を選び、最後の「ユーザー名」「パスワード」「ドメイン」は空欄のまま「完了」を選ぶ

 以上の設定が完了すると、スマートフォンからインターネット接続が可能になる。試しにWebサイトにアクセスできるか確認してみるといいだろう。

質問:spモードメールを利用するには

 spモードメールを利用するには、専用のアプリをダウンロードする必要がある。Android端末のXperiaとSH-10BはAndroid マーケット、Windows PhoneのT-01B、SC-01B、T-01AはWindows Marketplace for Mobileからアプリを入手できる。Xperia、SH-10B、T-01Aは「ドコモマーケット」経由でも入手可能だ。

 Android端末はAndroid マーケットで「spモードメール」検索から、Windows Phoneは、Windows Marketplace for Mobileの「カテゴリ」の「コミュニケーション」からダウンロードできる。ドコモマーケットからのアクセスは以下の画面を参照。アプリの容量はAndroid版が9.5Mバイト、Windows Phone版が1.6Mバイト。Android端末は別個のアプリとして使用するが、Windows PhoneはOutlookのプラグインとなり、Outlookのメール一覧に「spモードメール」が追加される。

photophotophotophoto ドコモマーケットからは「お客さまサポート」→spモードの囲み右下の「こちら」→「メールアプリダウンロード」からダウンロードできる(画面はXperia)
photophotophotophoto こちらもXperiaの画面。インストール後、「spモードメール」のアイコンをタップして起動する(写真=左端)。メールメニュー(写真=左中)。メールの新規作成画面(写真=右中)。メール設定(写真=右端)
photophotophotophoto こちらはT-01Bの画面。「spモードメール」アイコン(写真=左端)または、「メール」→「電子メール」→「spモードメール」からアクセスする(写真=左中、右中)。メール一覧に「spモードメール」が追加されている(写真=右端)

質問:以前のiモードアドレスは使えるのか

 spモードに新規で契約をすると、新たに「@docomo.ne.jp」のアドレス(以下、spモードアドレス)が取得でき、任意のアドレスに変更できる。iモードを解約してspモードを契約した場合、iモードアドレスがspモードメールに引き継がれる。

 筆者のようにiモードとspモードの両方を契約している場合、以前使っていたiモードアドレスに加え、spモードアドレスを取得できる。初期状態ではスマートフォンでspモードアドレス、iモード端末でiモードアドレスを使用できるが、これら2つのアドレスを入れ替えて、スマートフォン(spモードメール)でiモードアドレスを使うこともできる。

 まず、spモードのお客様サポート(https://spmode.ne.jp/setting/ またはドコモマーケットの「お客様サポート」から)にスマートフォンからアクセスし、「メール設定」の「メールアドレス入替え」を選択しよう。spモードパスワード(初期状態では「0000」)を入力して「決定」を押すと、iモードアドレスとspモードアドレスが入れ替わる。その後の画面で、メール設定の入れ替えもでき、iモードアドレスに設定していた迷惑メールなどの設定もスマートフォンに反映できる。

 なお、iモードアドレスとspモードアドレスの両方を、spモードメールアプリで同時に使うことはできない。2つのアドレスでやり取りするメールをスマートフォン1台で管理したい場合、適時アドレスを入れ替える必要がある。

photophotophoto お客様サポートの「メール設定」→「メールアドレス設定」からアドレスの変更や入れ替えができる。変更は1日3回まで可能
photophotophotophoto 「メールアドレス入替え」を選んでspモードパスワードを入力し、決定を押すと入れ替えが完了する(写真=左端、左中、右中)。次の画面で「メール設定」にチェックを入れて「決定」を押すと、iモードメールの設定をスマートフォンにも反映できる(写真=右端)

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