KDDIがiPhoneアプリ開発、Androidとともに展開――若手社員ら推進
KDDIがスマートフォン向け自社開発アプリを提供。モノチェックインアプリ「itemloupe」はAndroid向けに提供し、iPhoneにも順次展開。旅のしおり共有アプリ「ソージャ!ソージャ!」に関しては、iPhoneから先行展開する。
KDDIは7月21日、スマートフォン向け自社開発アプリとして、モノチェックインアプリ「itemloupe(アイテムルーペ)」、旅のしおり共有アプリ「ソージャ!ソージャ!」を22日から提供すると発表した。itemloupeはAndroid向けに提供を開始し、順次iPhoneにも展開。ソージャ!ソージャ!は、iPhoneから先行提供する。
どちらも、KDDIの若手社員を中心にしたインターネットサービス開発の取り組みから生まれたアプリ。今後は、スタートアップ企業の支援プログラム「KDDI ∞ Labo」との連携も検討していく。
itemloupeは、商品などについたバーコードをスキャンし、モノに関する紹介や感想などをFacebookやTwitterなどに投稿して仲間と共有したり、モノの情報をコレクションできるアプリ。au one MarketとAndroidマーケットで22日から提供を開始する。対応OSはAndroid 2.2以上。iPhoneにも順次対応を予定する。
ソージャ!ソージャ!は、複数人での旅を楽しく演出するためのアプリケーションで、アプリを介して旅行仲間と旅のしおりを共同で作成できる。参加者が行きたい場所を追加して共有。行きたい場所に関連する場所を表示する機能や、場所に対する投票機能などもあり、旅行の計画を作るのに役立つアプリとなっている。iPhone(iPhone 4推奨)向けに、App Storeで先行提供する予定。Android向けにも順次展開する。
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