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ドコモ、通話・防犯ブザー・GPSに機能を絞った「キッズケータイ HW-02C」を発表

NTTドコモが、小学校低学年の子ども向け携帯電話「キッズケータイ HW-02C」の開発を発表。9月〜10月に発売する。HW-02Cはiモードを搭載しておらず、通話、防犯ブザー、GPSに機能を制限している。

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 NTTドコモは7月22日、小学校低学年の子どもに向けた携帯電話「キッズケータイ HW-02C」(Huawei製)を発表。2011年9月〜10月に発売する。

 HW-02Cでは子どもが安心、安全に携帯電話を利用できるよう、通話、防犯ブザー、GPSに機能を絞っている。カメラ、赤外線通信、外部メモリには対応していないほか、有害サイトにアクセスしないよう、iモードも非対応とした。なお、12月に予定しているソフトウェア更新により、エリアメールには対応する予定。

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「キッズケータイ HW-02C」。カラーはホワイト1色。ブルーとピンク(同梱)、イエロー(別売り)の保護カバーも用意する

 あらかじめ設定した連絡先4件に電話発信やSMS送信ができるワンタッチキーを搭載。テンキーを備えておらず文字入力はできないので、SMSでは「いまからかえるよ」など、あらかじめ用意された文章を選ぶ形になる。アドレス帳登録やGPSなどの設定は、子どもが変更できないよう、暗証番号で管理できる。

 イマドコサーチにも対応しており、契約者のケータイやPCから「いますぐ検索」を使って、HW-02C利用者(子ども)の居場所を地図で確認できる。なお、イマドコサーチは別途申し込みが必要で、月額210円、検索1回につき5.25円が発生する。防犯ブザーを引くと同時に自分の居場所を知らせる「ブザー検索」、クリアキーの長押しや電源オフ時に自分の居場所を知らせる「ちょこっと検索」「電源OFF通知」など、イマドコサーチ契約者にメール(メッセージR)で知らせる機能も用意した。

 防犯ブザーを引くと約100dBの音が鳴り、あらかめ登録した1件の緊急連絡先に自動で音声発信される。バッテリーカバーは第三者に外されないよう、専用ネジでロックした。ピンクとブルーの保護カバーも同梱するほか、別売りでイエローのカバーも提供する。

 なお、HW-02Cで必要な料金は通話料のみで、パケット通信料はかからない(ソフトウェアアップデート時にはパケット通信が発生するが、通信料は無料)。特別なプランは用意せず、「ファミ割MAXで月額780円になるタイプシンプルバリューを推奨する」(NTTドコモ)とのこと。

※初出時に「ファミ割MAXで月額980円になるタイプSSバリューを推奨する」と明記していましたが、正しくは「ファミ割MAXで月額780円になるタイプシンプルバリューを推奨する」です。お詫びして訂正いたします(7/24 13:23)。

「キッズケータイ HW-02C」の主な仕様
機種名 キッズケータイ HW-02C
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約47×92×16.3ミリ
重さ 約75グラム
連続通話時間 約230分
連続待受時間 約400時間
カメラ
外部メモリ
メインディスプレイ 約1.4インチ(128×128ピクセル)TFT液晶 26万2000色
サブディスプレイ
ボディカラー ホワイト
主な機能 通話、SMS、GPS、エリアメール、イマドコサーチ

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