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KDDI、一部地点で周波数再編を前倒し――旧800MHz帯端末は利用しにくく

KDDIは、東京の一部オフィスビルと大阪・兵庫の一部トンネルでの新旧800Mhz帯切り替えを年内に実施する。新800MHz帯に対応していないCDMA 1X端末などは、該当する地点で利用しにくくなる。

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 KDDIは9月6日、auの携帯電話サービスで利用している800MHz帯周波数の切り替えに伴い、東京の一部オフィスビルと、大阪・兵庫の一部道路での設備入れ替え工事を年内に実施すると発表した。

 新800MHz帯に対応していない「CDMA 1X」「CDMA 1X WIN」のau ICカード非対応機種(HTC EVO WiMAX ISW11HT、通信モジュール、データカードを除く)は、入れ替え工事後の施設と道路では利用が困難になる。

年内に800MHz帯周波数の切り替えを行う地点
エリア 施設名称 区分 停止予定日
関東 TBS放送センター オフィスビル 10月31日
関東 トライエッジ御茶ノ水ビル オフィスビル 12月20日
関東 あいおいニッセイ同和損保新宿ビル オフィスビル 12月20日
関西 箕面トンネル(国道423号) 道路・トンネル 10月30日
関西 白川トンネル(阪神高速神戸山手線) 道路・トンネル 12月31日

 新800MHz帯に対応したau端末での利用に支障はないが、白川トンネルは新周波数対応が2012年2月になるため工事後の約2カ月間はauの音声端末がつながりにくくなる。

 なお、auの全国的な800MHz帯切り替えは2012年7月22日を予定している。

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