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スマホやケータイにぶら下げられるフリスクサイズ――「ストラップフォン WX03A」:世界最小・最軽量
「ストラップフォン WX03A」は、携帯電話やスマートフォンのストラップに取り付けられる超コンパクトなPHS端末。フリスクケースとほぼ同じ大きさのボディに、有機ELディスプレイや赤外線通信機能を盛り込んだ。
エイビット製の「ストラップフォン WX03A」は、その名の通りケータイやスマートフォンのストラップに取り付けられるほどコンパクトなPHS端末。サイズは32(幅)×70(高さ)×10.5(厚さ)ミリで、フリスクのケースとほぼ同じ大きさ。重さも約40グラムと極めて軽量で、アクセサリー感覚で持つことができる。
小さいボディながらもダイヤルキーやソフトキーをしっかり備え、ディスプレイは約0.95インチの有機ELを搭載。音声通話のほか、PHS間で送受信できるライトメール、赤外線通信機能、位置情報などの基本的なサービスに対応している。また、バイブレータ機能やキーロック、USBイヤフォン機能なども備えた。
エイビットはウィルコムのPHSモジュール「W-SIM」の開発を手がけた企業で、ストラップフォンのコンセプトモデルを過去のワイヤレスジャパンなどで出展。ストラップフォンは、昨年ウィルコムが行った発表会にも参考出展され、商品化への期待が高まっていた。12月に発売する予定で、価格は未定。
機種名 | ストラップフォン WX03A |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約32×70×10.5ミリ |
重さ | 約40グラム |
連続通話時間 | 約2時間 |
連続待受時間 | 約300時間 |
カメラ | ─ |
外部メモリスロット | ─ |
メインディスプレイ | 0.95インチ |
サブディスプレイ | ─ |
赤外線通信 | ○ |
Flashプレーヤー | ─ |
Bluetooth | ─ |
Java | ─ |
着うた | ─ |
ボディカラー | ブラック |
発売日 | 2011年12月発売予定 |
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