KDDI、「CEATEC JAPAN 2011」への出展内容を公表
KDDIが「CEATEC JAPAN 2011」への出展内容を発表した。auの最新スマートフォンや「新聴覚スマートフォン」などの新技術を応用した展示に加え、LTEの商用設備やEVDO Advanced、WiMAX 2など新しいサービスのデモも行う。
KDDIは、10月4日に千葉・幕張メッセで開幕する「CEATEC JAPAN 2011」への出展と、展示を予定している内容を発表した。
同社ブースでは、9月26日に発表したauスマートフォンの秋冬モデル「HTC EVO 3D ISW12HT」「MOTOROLA PHOTON ISW11M」「ARROWS Z ISW11F」「DIGNO ISW11K」「AQUOS PHONE IS13SH」「MEDIAS BR IS11N」「ビジネスタブレット -TOUGH- ETBW11AA」と、新サービスの「au one Friends Note」「au one Photo Air by Eye-Fi」などを出展。さらに、最新技術を応用した「新感覚スマートフォン」「新聴覚スマートフォン」や、視聴位置を自由に変更可能な「自由視点コンサート」、Androidを搭載したセットトップボックス(STB)なども展示する。
通信ネットワーク関連では、LTE商用設備を利用したデモンストレーションや現在のau基地局の処理容量を拡大する「EVDO Advanced」、下り100Mbpsの高速通信を実現する「WiMAX 2」、KDDIネットワークを利用したプラグインHV(ハイブリッド)カーの充電スタンドとauスマートフォンを連携させた「充電スタンド×auスマートフォン×プラグインHV」などを展示する。
このほか、3日目の10月6日には同社代表取締役執行役員専務の高橋誠氏が「オープンインターネット時代に向けたKDDIの3M戦略」と題した講演を行う。
関連記事
- 内耳に直接音を伝える:KDDIと京セラ、「音声振動素子」を搭載した“新聴覚スマートフォン”を試作
KDDIと京セラが、「音声振動素子(仮称)」をレシーバーに採用したスマートフォンを開発した。人体を通して音を伝える仕組みで、イヤフォンや耳栓をしていてもそれらをはずすことなく音が聞こえる。 - CEATEC JAPAN 2010:KDDI次期社長はスマートフォン志向 「もう一度新しい時代やってくる」と田中氏
スマートフォンの到来は「新しい時代の始まり」――12月にKDDIの社長になる田中専務がCEATECでモバイル端末やネットワークの将来を語った。同氏はスマートフォンや電子書籍端末など、今後登場するさまざまなスマートデバイスが、新たなサービスやビジネスモデルを開拓すると考えている。 - CEATEC JAPAN 2010:紙芝居のように番組を見るKDDIの「TVダイジェスト」――Android版も開発中
朝のニュースを見る時間がない――そんな人に向けて作られたのが、KDDIが紹介する「TVダイジェスト」だ。まずはEZニュースEX向けに提供するが、Android版も開発している。 - CEATEC JAPAN 2010:下り最大9.2MbpsのEVDOマルチキャリア、LTEのデモを実施――KDDI
KDDIブースでは、EV-DO Rev.Aの約3倍の通信速度を実現する「EVDOマルチキャリア」と、2012年12月に開始予定のLTEのデモを実施。EVDOマルチキャリアは秋冬モデルの一部機種から対応する。 - CEATEC JAPAN 2010:GALAXY、IS03、GALAPAGOS、Zio――CEATEC会場で見られる新端末、参考出展端末
10月5日から9日まで幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2010」には、発売前の端末や参考出展の端末が多数並んでいる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.