1.5GHzデュアルコアCPUにAndroidの“次期プラットフォーム”搭載――「AQUOS PHONE 104SH」
2012年春モデルとして登場するシャープ製の「AQUOS PHONE 104SH」は、OSバージョンは公表されていないが“次期プラットフォーム”を搭載しているのが大きな特徴。1.5GHzデュアルコアCPUやHD液晶などスペックにもこだわった。
2012年春に登場予定のソフトバンクの「AQUOS PHONE 104SH」(シャープ製)は、次期プラットフォームに1.5GHzのデュアルコアCPU、ULTRA SPEEDに対応し、最先端の機能を求めるユーザーにオススメできる1台。OSについてソフトバンクモバイルは「次期プラットフォーム」としており具体的なバージョン名は明言していないが、コードネーム「Ice Cream Sandwich」で知られるAndroidの次期OSが採用されるものと思われる。
プロセッサーは「OMAP4460」で、1.5GHz駆動のデュアルコアCPUを搭載する。下り最大21Mbpsの「ULTRA SPEED」にも対応しているので、ブラウザや動画などを快適に操作できる。ディスプレイはHD表示(720×1280ピクセル)対応の4.5インチ液晶を装備し、額縁の幅を3.89ミリとすることで“自分専用のスクリーンを持ち歩くような感覚”を得られるという。カメラはフルハイビジョン動画の撮影も可能な1210万画素CMOS。最薄部8.7ミリというスリムなボディを実現している一方で、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信機能は省かれている。IPX5/7の防水性能とIP5Xの防塵性能は備えている。バッテリー容量は1520mAh。
新OSの詳細が未定であることもあり、UI(ユーザーインタフェース)もまだ決まっておらず、「さまざまなパターンを想定して作り込んでいる段階」(説明員)だという。薄型化に配慮し、カメラの光学手ブレ補正と3D液晶の搭載は見送られた。先進性をアピールするため、オレンジ×ブルーというビビッドなカラーを採用したのも特徴だ。
機種名 | AQUOS PHONE 104SH |
---|---|
OS | Android 4.0 |
CPU | OMAP4460 1.5GHz(デュアルコア) |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約63.4×129.9×8.7ミリ |
重さ | 測定中 |
連続通話時間 | W-CDMA:測定中、GSM:測定中 |
連続待受時間 | W-CDMA:測定中、GSM:測定中 |
アウトカメラ | 有効約1210万画素CMOS(AF対応) |
インカメラ | 有効約30万画素CMOS |
外部メモリ | microSDHC(2Gバイト同梱) |
ディスプレイ | 約4.5インチHD(720×1280ピクセル)TFT液晶 |
ボディカラー | オレンジ×ブルー、ブルー×ブラック(色名は暫定) |
主な機能 | Bluetooth、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、世界対応ケータイ、ULTRA SPEED(下り最大21Mbps、上り最大5.7Mbps)、GPS、緊急地震速報、災害・避難情報、デコレメール、Flash、スマートセキュリティ |
発売時期 | 2012年春ごろ |
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