検索
ニュース

iOSの「1970年1月1日」問題、ソフトウェア更新で解消(発生した人は修理か交換)

繰り返しますが、よい子はマネをしないように……。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 iPhoneの時刻を「1970年1月1日」に変更してから電源を切ると、起動できなくなる問題を未然に防げるよう、Appleはソフトウェア更新を提供する予定があることを案内している

 既にこの問題が起きた人に対しては、Appleのサポートに連絡をするよう呼びかけている。

 ITmedia Mobile編集部にあった「iPhone 5s」でこの不具合設定を試したら、本当にiPhone 5sが動かなくなってしまったのはこちらの記事で紹介した通り(→iPhoneで「1970年1月1日」に設定すると使用不能に? 実際に試してみた)。

photo
「1970年1月1日」問題が起きると、起動画面から切り替わらなくなる

 この不具合が起きてしまった旨をAppleのサポートに相談したところ、「内部のシステム(ソフトウェア)を入れ替えても改善がなかった」ため、修理か交換の対応になるとのこと。

 なお、1年間の保証期間を過ぎており、「AppleCare+」に加入していない場合、iPhone 5sだと3万4000円(税込)の修理代金がかかる。AppleCare+に加入しており、店頭で在庫があれば、当日無料で交換でき、郵送では3〜5日ほどかかるとのこと。

 このiPhone 5sは解約済みのもので、各種サポートは受けられない。使っていない端末とはいえ、何とも“痛い”事態になってしまった。くれぐれもこの不具合設定は試さないようにしたい。

photo
不具合が発生した人は、Appleのサポートに連絡を

3/19 23:48追記

 バッテリーを放電させてから充電をしたら、起動不能になったiPhone 5sが復旧しました。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る