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3.5GHz帯に初対応 3波CAで下り最大370MbpsのモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-01H」【画像追加】
3.5GHz帯のTDD-LTEに対応したモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-01H」。容量4750mAhのバッテリーを内蔵し、スマホへの充電機能も備えた。
NTTドコモは5月11日、下り最大370Mbpsの「PREMIUM 4G」(LTE-Advanced)が利用できるモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-01H」を発表した。6月下旬の発売を予定している。
ドコモが新たに運用を開始する3.5GHz帯のTDD-LTE通信(下り最大110Mbps×2)と、1.7GHz帯のFDD-LTE通信(下り最大150Mbps×1)を組み合わせる3波のキャリアアグリゲーション(3CCA)で高速化した。FDD-LTEのみの3CCAでは下り最大300Mbpsとなる。
無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応し、2.4GHz帯に加えて5GHz帯もサポート。2×2 MIMOも利用でき、Wi-Fi内は最大867Mbpsで通信できる。Wi-Fiの最大接続台数は10台までで、さらにUSB接続で1台、合計11台にネット接続環境を提供できる。
バッテリー容量は4750mAhで、スマートフォンなどほかのモバイル機器を充電できるチャージャー機能も備えた。
写真で見る「Wi-Fi STATION HW-01H」
機種名 | Wi-Fi STATION HW-01H |
---|---|
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 約100×64×22ミリ |
重さ | 約173グラム |
連続通信時間 | LTE:約20時間、3G:約15時間 |
連続待受時間 | LTE:約1810時間、3G:約1810時間、 |
ディスプレイ | 約2.4型タッチスクリーン対応 |
最大通信速度 | 下り最大370Mbps/上り最大50Mbps |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz帯) |
バッテリー容量 | 4750mAh |
最大接続台数 | 11台(Wi-Fi:10台、USB:1台) |
外部メモリ | ― |
発売日予定日 | 6月下旬 |
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