格安SIMの契約プランは3GB、使用量は1GB未満が最多に:SIM通
MMD研究所が発表した調査結果によると、スマホ利用者のデータ通信の契約プランは、4キャリア利用者は「5GBプラン」、格安SIM利用者は「3GBプラン」が最多となった。また、格安SIM利用者のほうが、データ通信量の節約意識が高いことがわかった。
MMD研究所は5月9日、スマホ利用者を対象とした月間のデータ通信契約プランおよびデータ通信使用量などに関する調査結果を発表しました。
4キャリア利用者551人と格安SIM利用者546人の計1,097人を対象に、月間データ通信の契約プランについて調査したところ、4キャリア利用者では「5GBプラン」が17.8%で最多となり、格安SIM利用者では「3GBプラン」が31.9%で最多となりました。また、契約している通信プランがわからないと回答した人は、格安SIMの利用者では5.9%だったのに対し、4キャリアの利用者では20.1%となりました。
実際に使用している月間のデータ通信量については、4キャリア利用者では「わからない」が18.7%で最多となり、格安SIM利用者では「1GB未満」が19.2%で最多となったとのこと。
また、スマホのデータ通信量の節約意識については、4キャリア利用者では「かなり意識している」が20.3%、「やや意識している」が33.0%と、計53.3%の利用者が節約意識を持っている結果となりました。これに対して、格安SIM利用者では「かなり意識している」が28.9%、「やや意識している」が36.3%と、計65.2%となり、格安SIM利用者のほうが10ポイント以上高く節約意識を持っているとの結果になりました。
(文:SIM通編集部)
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