イオン、月額1500円でかけ放題のIP電話サービス開始 「arrows M03」「BLADE E01」も発売
イオンモバイルのオプションサービスに050番号を使う音声通話サービス「050かけ放題」が登場。月額1500円で国内へのIP電話がかけ放題になる。
イオンリテールは7月25日、050番号を使う音声通話サービス「050かけ放題」を発表した。MVNOサービス「イオンモバイル」のオプションサービスとして26日から提供する。
月額料金は1500円(税別、以下同)で、一部を除く国内通話が24時間かけ放題になる。また加入時に1000円の手数料が発生する。イオンモバイルのデータ通信プラン、音声通話付きプランを問わず契約でき、専用アプリをインストールすることで、複数のスマートフォンから同じ電話番号を使うこともできる。また海外ではWi-Fi環境を使うことで、追加料金なしで日本宛てに発信できる。
無料通話の対象は、国内宛ての固定電話、携帯電話・PHS、IP電話で、5時間を超える連続通話はいったん切断する。また110番や119番などの緊急通報やナビダイヤル、海外へ発信する国際通話も利用できない。対象機種はAndroid 4.4以上、iOS 7.0以上を搭載するスマートフォン。
オリジナル仕様のスマホ2機種を発売
イオンモバイルの新機種として、オリジナル仕様の「ZTE BLADE E01」(ZTE製)と「arrows M03」(富士通製)の取り扱いも開始する。
BLADE E01は、5型HD(720×1280ピクセル)液晶に800万画素のアウトカメラ、500万画素のインカメラを搭載したモデル。通常は1GBメモリと8GBのストレージを内蔵するが、イオンモデルではメモリ、ストレージとも容量を2GB/16GBと2倍にした。販売価格は1万7800円で8月11日に発売する。
arrows M03は、アルミフレームの防水、防塵ボディーに、5型HD液晶に1310万画素のアウトカメラ、500万画素のインカメラ、おサイフケータイ、ワンセグなどを搭載したモデル。イオンモデルにはホーム画面などを拡大表示できる「いつでもズーム」機能を追加した。価格は3万7800円で、9月16日に発売する。
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