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安価ながらデザインや品質も追求――ドコモオリジナルスマホ「MONO MO-01J」一括650円ほどに

「MONO」は、ドコモが開発したオリジナルスマホ。シンプルなデザインや使い勝手の良さを追求。ワンタッチで切り替えるマナースイッチを搭載した。

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 NTTドコモが、オリジナルブランドのスマートフォン「MONO MO-01J」を開発。12月上旬に発売する。

 スペックの高さよりも、シンプルなデザインや使い勝手の良さ、価格の安さなどに注力したモデル。格安スマホを検討している人や、ケータイからスマホへの乗換ユーザーが主なターゲット。MONOのブランド名には「もの」「ひとつの」「ドコモの」といった意味を込めた。メーカーはZTEで、カラーはホワイトとブラックの2色展開。

 価格は「端末購入サポート」を適用することで割り引きをして、一括650円ほどで販売する予定。その際、12カ月間利用することが割り引きの条件となり、12カ月以内に機種変更またはドコモを解約すると、1万5876円の解除料が発生する(13:12追記)。

MONO MO-01J
「MONO MO-01J」のブラック
MONO MO-01J
ホワイト

 直線と曲線を生かしたシンプルなデザインだが、背面はガラス、側面のキーにはアルミ素材を採用して上質感にもこだわった。側面は丸みのあるドーム状になっており、手にフィットしやすい。iPhoneのように、マナーモードをワンタッチで切り替えるスイッチを側面に搭載した。ケータイユーザーのニーズが高いストラップホールも搭載している。

MONO MO-01J
MONO MO-01J
MONO MO-01J
MONO MO-01J
MONO MO-01J
MONO MO-01J
側面のボリュームキーや電源キーにはアルミ素材を使用

 ディスプレイは4.7型HD(720×1280ピクセル)液晶、カメラはアウトが約1310万画素、インが約490万画素。タッチパネルをチューニングすることで、高速なレスポンスを実現したという。カメラも起動、シャッター、プレビュー表示が速くなるよう調整した。

 MONOの世界観を演出すべく、オリジナルの壁紙をプリインストールしている。MONOのオリジナルキャラクター「ものの助」も登場し、季節によって衣装が変わる仕掛けも用意した。時計ウィジェットやサウンドも専用のコンテンツをプリセットしている。

MONO MO-01JMONO MO-01J MONOのオリジナルコンテンツ

 通信速度は下り最大150Mbpsで、VoLTEやスグ電も利用できる。IPX7の防水とIP5Xの防塵(じん)、microSDに対応。ワンセグとおサイフケータイの機能は省かれたが、ICカードを入れられるMONO純正のブックタイプケースを別売りで用意する。バッテリー容量は2440mAhで、ドコモの測定で3日間持つスタミナを確保した。

MONO MO-01J
側面のマナースイッチ。Androidスマホでは珍しい
MONO MO-01J
MONO MO-01J
側面がドーム状になっているので手にフィットしやすい
MONO MO-01J
ガラスパネルのフチにわずかな段差があるので、机などに置いたときにガラスが触れないよう配慮した
「MONO MO-01J」の主な仕様
機種名 MONO MO-01J
メーカー ZTE
OS Android 6.0
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 617/1.5GHz 4コア+1.2GHz 4コア
メインメモリ 2GB
ストレージ 16GB
外部メモリ microSDXC(最大128GB)
ディスプレイ 約4.7型HD TFT液晶
解像度 720×1280ピクセル
連続通話時間 約620分(LTE)、約710分(3G)、約660分(GSM)
連続待受時間 約580時間(LTE)、約410時間(3G)、約360時間(GSM)
バッテリー容量 2440mAh
アウトカメラ 有効約1330万画素CMOS
インカメラ 有効約490万画素CMOS
ボディーカラー ホワイト、ブラック
サイズ 約69(幅)×136(高さ)×8.8(奥行き)mm
重量 約138g

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