MMDが格安SIMの満足度を調査 総合1位は「mineo」
MMD研究所の「2017年3月格安SIMサービスの満足度調査」によると、利用率上位15サービスの満足度は76.9%。総合満足度1位はmineoで、NPSの1位はIIJmioの21.3%となった。
MMD研究所は、3月27日に「2017年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査」の結果を発表。本調査は「2017年3月格安SIMサービスの利用動向調査」で格安SIMサービス利用率上位となった14サービスと、Y!mobileの利用者である15歳〜69歳の男女2000人に実施したもの。
現在利用している格安SIMサービスの満足度について「とても満足している」「やや満足している」「どちらでもない」「あまり満足していない」「全く満足していない」の5段階で聞いたところ、「とても満足」と「やや満足」を合わせ76.9%が満足と回答した。サービス別の満足度が最も高いのはmineoの86.0%で、次いでOCN モバイル ONEが85.4%、BIC SIMが85.0%と続く。
総合満足度のほか「コストパフォーマンスの高さ」「データ通信速度」「データ品質・安定性」「問い合わせ対応のよさ」「保障サービスの充実度」「音声サービスの充実度」「負荷サービスの充実度」「サービスブランドの信頼性」「料金プランの豊富さ」といった項目別の満足度ランキングは、mineo、UQ mobile、LINEモバイルなどが1位にランクインしている。
利用している格安SIMサービスを家族や友人にオススメしたいかどうかを10点満点の点数を付けてもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア)を出したところ、9点から10点をつけた推奨者は26.4%、7点から8点をつけた中立者は50.6%、0点から6点をつけた批判者は23.0%だった。推奨者から批判者を引いたNPSは3.4%。サービス別のNPSはIIJmioが21.3%が最も高く、次いでFREETEL SIMが18.6%、mineoが17.3%となった。
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