Samsung、スマートウォッチ「Gear Sport」、GPS搭載フィットネス端末「Gear Fit2 Pro」を発表
Samsungが、Gearシリーズの新しいスマートウォッチ「GearSport」、フィットネス端末の最新モデル「Gear Fit2 Pro」、無線イヤフォン「Gear IconX」の新モデルを発表した。
韓国Samsung Electronicsは8月30日(現地時間)、ドイツ・ベルリンで開催される家電の展示会「IFA 2017」に合わせて、「Gear」シリーズの3つの新製品を発表した。
フィットネス重視のスマートウォッチ「Gear Sport」
「Gear Sport」は「Gear S3 Frontier」をシンプルにしたようなスマートウォッチ。回転するベゼル部分でTizeznのユーザーインタフェースを操作する。
本体サイズは42.9×44.6×11.6mmで、重さは50g(バンド部分を除く)。5気圧防水で水泳での利用も可能だ。バッテリーは300mAhで無線充電式。バンドは取替可能。モバイイル決済機能「Samsung Pay」をサポートし、心拍計は従来製品より正確になったという。Android端末とiPhoneとBluetoothで連携可能。色は黒と青の2色だ。
ホリデーシーズンに発売予定。価格はまだ発表されていない。
水泳でも使えるGPS搭載フィットネスバンド「Gear Fit2 Pro」
「Gear Fit2 Pro」は2016年に発売された「Gear Fit 2」の後継モデルに当たるフィットネスバンド。ディスプレイは1.5型(216×432ピクセル)の曲面Super AMOLEDで色は黒と赤。GPS内蔵でランニングやワークアウトの追跡に活用できる。こちらも5気圧防水で水泳でも利用可能だ。バッテリーは200mAhの無線充電、Bluetooth搭載。
米国では8月31日に199ドル(約2万円)で発売する。
無線イヤフォン「Gear IconX」の新モデル
「Gear IconX」は米Appleの「AirPods」のような完全無線のBluetoothイヤフォン。初代は2016年6月に発表された。Android端末やPCと接続できる。
新モデルはSamsungのAIアシスタント「Bixby」をサポートする。タップして音声でBluetooth接続している端末に命令できる。色は先代の青がなくなり、ピンクが加わった。
発売日や価格は発表されていないが、日本語もサポートするとあるので日本でも発売されるかもしれない。
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