「iPhone X」の便利ワザ:片手でも快適に画面上部をタッチできる方法
片手でiPhone Xを使うと、画面上部に指が届かないことがあります。しかし、ある設定を有効にすることで問題を解決できます。
「iPhone X」が登場して1カ月経過しました。今までのiPhoneとの違いに「すっかり慣れたからもっと便利に使いたい!」という人もいれば「全然慣れないから慣れる方法を教えてほしい……」という人もいると思います。
そこで、iPhone Xに慣れた人、慣れない人のどちらにも役に立つ“ワザ”をこれから数回にわたって紹介していくことになりました。
今回は、片手で操作する時に便利な技を紹介します。
片手操作を手助けする「簡易アクセス」
iPhone 6/6 Plus以降のiPhone(iPhone SEを除く)には、片手操作の手助けをしてくれる「簡易アクセス」というアクセシビリティ機能が搭載されています。
iPhone 8/8 Plusまでの機種は、この機能が標準で「有効」です。ホームボタンを軽く(押し込まない程度に)ダブルタップすると、画面表示が下にスライドします。これで、画面上部にも指が届くわけです。
画面を元に戻す場合は再びホームボタンを軽くダブルタップするか、画面の非表示(厳密にはホーム画面が透過している)部分のどこかをタップします。
iPhone Xはデフォルトで「無効」 操作方法も異なる
しかし、前回も触れた通り、iPhone Xにはホームボタンがありません。そのせいか、iPhone Xでは簡易アクセスが標準で「無効」となっています。
iPhone Xで簡易アクセスを使いたい場合は、設定画面を開いて「一般」→「アクセシビリティ」と進み、「簡易アクセス」のスイッチをオンにします。
「ホームボタンがないけれど、どうやって画面を下げるの?」という疑問もあると思いますが、設定画面に答えが書いてあります。画面の下端を下にスワイプすれば良いのです。
画面を元に戻す場合は、ホームバーを上方向にスワイプするか、画面の非表示部分をタップします。
これで、片手でコントロールセンターや通知一覧を出しやすくなります。片手操作派の皆さん、ぜひ試して見てください。
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