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FOMA初のジョグダイヤル搭載! 自立スタンドも付いた「FOMA SO905i」(懐かしのケータイ)
十字キーと組み合わせてパワーアップしたジョグダイヤルを搭載したSO905i。ソニーが「BRAVIA」や「ウォークマン」で培った技術を取り入れ、ワンセグの画質や音楽再生機能を強化したケータイでした。
思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)製ケータイ「FOMA SO905i」です。
SO905iは、FOMAでは初めてソニエリ伝統の「ジョグダイヤル」を搭載しました。「mova SO505i」以来約4年ぶりの復活です。
しかも、周囲に十字キーを追加することでスクロール操作に加えて十字キー操作も可能になった「+JOG」を採用。ゲームなどの操作性を向上しました。
ソニーの薄型テレビ「BRAVIA」の技術を応用した高画質化エンジン「RealityMAX」や、ソニーの「ウォークマン」で利用された低消費電力技術「Virtual Mobile Engine」を採用するなど、ソニーの様々な技術が詰め込まれた1台でした。
底面には、「2ステップワンセグスタンド」を備え、ワンセグを視聴する際に傾きを2段階で調節できます。ディスプレイ横には「ビューイングタッチキー」があり、タッチ操作で音量調節とチャンネル変更が行えます。
背面には、モノクロ有機ELのサブディスプレイと操作時に点灯する「ミュージックタッチキー」を備えていて、閉じたままでも音楽再生操作が行えました。
(機材協力:携帯市場)
「FOMA SO905i」の主な仕様
- 発売日:2007年11月29日
- キャリア:NTTドコモ
- メーカー:ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
- サイズ:約49(幅)×110(高さ)×19.7(奥行き)mm
- 重量:約134g
- メインディスプレイ:3.0型(480×864ピクセル)TFT液晶 約1677万色
- サブディスプレイ:1.1型(36×128ピクセル)有機EL 1色
- アウトカメラ:有効約320万画素CMOS
- インカメラ:有効約11万画素CMOS
- ボディーカラー:ブラック、ホワイト、レッド、シャンパンベージュ
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