「ポロサスクロコ」のワニ皮が美しい 「GRAMAS」のiPhone Xケースを使ってみた
坂本ラヂヲの「GRAMAS」は、高級感のあるケースブランドとして定評がある。その中からiPhone X向けレザーケース「GRAMAS Meister Crocodile Leather Case for iPhone X」を紹介。ワニ皮の中でも最高級といわれている「ポロサスクロコ」を使っている。
iPhoneケースはさまざまなものが販売されているが、せっかく毎日使うスマートフォンなのだから、ファッションアイテムとして映える物を使いたいという人は多いだろう。坂本ラヂヲの「GRAMAS」は、高級感のあるケースブランドとして定評がある。今回は、その中からiPhone X向けレザーケース「GRAMAS Meister Crocodile Leather Case for iPhone X」を紹介しよう。
ワニ皮の中でも特に斑が細かく美しいものだけを集めたという「ポロサスクロコ」を使っているのが特徴。コラボしている工房「T・MBH」の職人が手作業で作っており、それぞれの製品で異なる模様を持つ。まさに世界で1つだけのケースというわけだ。革本来の風合いを出すために、動物が生きていた時にできたキズやシワなどの「ナチュラルマーク」をあえて隠していないのも特徴。
価格は税込で5万5000円。カラーはNubuck Brown、Nubuck Black、Bordeaux、Dark Navy、Taupe(トープ)、Gray、Navy、Black、Redの9色。完全受注生産品のため、注文してからユーザーの手に届くまでに約1カ月を要する。
位置合わせをするだけで簡単に装着できるシェル型のケース。個人的に気に入ったのは、iPhone全体を覆うタイプではなく、上部と下部は切れており、側面のアルミが露出していること。iPhoneを完全に覆うタイプだと、額縁が増えたように感じてしまい、iPhone Xの“狭額縁感”が損なわれてしまう。しかしこのケースは上部と下部がカットされているため、画面の没入感は、ケースを装着していないときとそれほど変わらない。筆者はこのケースを試すまでバンパーを使っていたが、このケースに変えてから、iPhone X本来の見た目とそれほど変わらなくなったと感じた。
また、全体を覆うケースだとLightning端子の周囲もケースで覆われていて、ケーブルを挿しにくい場合もあるが、このケースはスピーカーと端子が完全に露出しているのでケーブルも挿しやすい。
手触りも良い。ほどよいグリップ感があるため、ツルツル滑るようなこともない。iPhone Xの形状に合わせて側面にはなだらかなカーブが掛けられており、角もそがれているため手に優しい。重量は実測で26g。装着しても「重くなった」とはほとんど感じない。
2週間ほど使っているが、ポロサスクロコの美しさと、iPhone Xの操作感を損なわず使いやすい点に満足している。なかなか簡単に手を出せるお値段ではないが、他の人とはひと味違ったケースが欲しい人にオススメしたい。
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