「ZenFone 5Z」が6月15日発売 想定売価は7万円弱
ASUSの新しい「ZenFone 5」ファミリーのハイエンドモデルの発売日が決まった。見た目やサイズはZenFone 5とほぼ同一ながら、Snapdragon 845を搭載し、モバイル通信における3波キャリアアグリゲーションにも対応する。
ASUS JAPANは6月15日、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「ZenFone 5Z(ZS620KL)」を発売する。想定販売価格は6万9800円(税別)で、同社の直販サイト「ASUS ZenFone Shop」などで予約を受け付けている。
ZenFone 5Z(ZS620KL)は、新しい「ZenFone 5」のハイエンドモデルに相当。Qualcommのハイエンド端末向けプロセッサ「Snapdragon 845」を搭載し、6GBのメインメモリと128GBの内蔵ストレージを備えている。
国内の3キャリア(NTTドコモ、au、Y!mobile)のVoLTEサービスを利用可能で、2回線分のVoLTE通話を待ち受けできるDSDV(Dual SIM Dual VoLTE Standby)にも対応している。LTE通信では3波キャリアアグリゲーション(CA)によって下り最大800Mbps・上り最大150Mbps(ともに理論値、最大値はキャリアに依存)で通信できる。
ディスプレイは1080×2246ピクセル(アスペクト比19:9)の6.2型Super IPS+液晶を搭載。その上部には「ノッチ(切り欠き)」があるが、この部分を「隠す」機能も備える。本体背面には指紋センサーを搭載。インカメラを使った顔認証にも対応する。
アウトカメラは1200万画素センサーと800万画素センサーのデュアル構成となっている。1200万画素センサーにはF1.8レンズを組みあわせ、暗い場所での撮影性能を高めている。800万画素センサーには120度の広角レンズを組みあわせ、大人数での集合写真を撮りやすくしている。4軸の光学手ブレ補正機能と3軸式の電子手ブレ補正機能も備えている。AIを活用したシーン分析や機械学習による自動エフェクト提案にも対応している。
インカメラは800万画素センサーに画角84度のレンズを組み合わせている。
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