ドコモの「P20 Pro」を買ったらスマホケースが付いてきた件:ふぉーんなハナシ
NTTドコモの「HUAWEI P20 Pro」を購入しました。国内キャリア向け端末としては多めの付属品の中で、特に目を引いたのは「クリアケース」でした。
私事ですが、メインの携帯電話を「HUAWEI P20 Pro HW-01K」に機種変更しました。回線にひも付いた履歴ベースでは、およそ1年8カ月ぶりの機種変更だそうです。
購入先はドコモオンラインショップ。今まで周辺機器の購入には使ったことがありましたが、端末を買うのは今回が初めて。価格は税込み10万3680円で、筆者が自腹を切って購入した携帯電話の中で過去最高額です。
Huawei(ファーウェイ)製のハイエンドスマホに興味があったものの「防水じゃないしなぁ」「おサイフケータイないしなぁ」ということで購入を見送ってきた筆者。防水とおサイフケータイ両方を備えたからには、購入せざるを得ません。
充実の付属品
一般的に、国内キャリア向けのスマートフォンはAC(充電)アダプターやUSBケーブルを別売としています。そのため、メーカー(や機種)によっては箱が「本体プラスアルファ」の厚みしかないこともあります。
ACアダプターとUSBケーブルが別売であるという点はHW-01Kも同様なのですが、箱の厚みはグローバル版と同じ。結構いろいろ入っていそうです。
箱の画像でバレている感もありますが、HW-01Kの付属品は以下の通りです。
- クリアケース(試供品)
- SIM取り出しツール(試供品)
- USB Type-C・3.5mm イヤホン変換アダプター(試供品)
- USB Type-C ハイレゾ対応高音質イヤホン(試供品)
- USB Type-C microSDカードリーダーライター(試供品)
- クイックスタートガイド
国内キャリア向けスマホとしては、付属品は結構多め。「USB Type-C microSDカードリーダーライター」は海外版にはない付属品です。HW-01KにはmicroSDスロットがないので、データの移行をしやすくするために付属したものと思われます。
注目は「クリアケース」
しかし、筆者が注目した付属品はクリアケース。紛失・破損時に再度購入できない「試供品」とはいえ、スマホケースが標準で付いてくるのです。
このケースをよく見ると、内側にドット(まだら)模様の加工が施されています。これは「モアレ」と呼ばれる波状の模様を生じさせないためのもの。サービス品ではあるものの、外観を美しく保つという観点を忘れていないことが好印象です。
落下した際の破損を防止する観点で、このケースは大変役に立つのですが、筆者が使った限りにおいて1つ難点を見つけました。
それはケースの外側に摩擦痕が付きやすいということ。実はこの記事のために写真撮影をする際、付いたほこりと指紋を取るために少し強めに布で拭いたところ、目立つ摩擦痕が付いてしまったのです……。「本体を守る」という観点では全く問題ありませんが、付属ケースを拭く際は気合いを入れすぎないようにしましょう。
「クリアケース」付きスマホは増加傾向
実は、最近クリアケースを付属するスマホはちょくちょく出ています。P20 Proを含め、最近のHuaweiスマホはおおむねクリアケースを付属しています。
2017年冬モデルとして登場したサムスン電子の「Galaxy Note8」はドコモ向け、au向け共にクリアケースを付属しています。2018年夏モデルの「Galaxy S9」「Galaxy S9+」も同様です。
ASUSの「ZenFone 5」「ZenFone 5Z」や「ZenFone 5Q」にもクリアケースが付属しています。
クリアケースが付属するスマホの多くは、背面がガラス素材(全てではありません)。主に背面の破損リスクを軽減するために、クリアケースを付属しているものと思われます。
ともあれ、お気に入りのスマホケースを買うまでの「つなぎ」としても役に立つ付属ケース。もっと広がるといいなと思う今日この頃です。
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