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モバイル版「Google」アプリの「フィード」が「Discover」に改名し、Google.comでも表示へ
モバイル版「Google」アプリのに表示されるパーソナライズされた情報「フィード」が「Discover」という名称に変わる。パーソナライズ度がさらに強化され、カスタマイズもしやすくなる。米国では英語とスペイン語のバイリンガルにも対応する。
米Googleは9月24日(現地時間)、モバイル版「Google」アプリの「Feed(フィード)」を「Discover」に名称変更し、機能を強化すると発表した。Discoverはローリングアウト中だ。
フィードは、各ユーザーにパーソナライズされた様々な情報で、Googleアプリに表示される。Googleの説明によると、「的確な情報を適切なタイミングで、検索する前に知らせてくれ」るというものだ。MAU(月間アクティブユーザー数)は8億人という。
新生Discoverでは、トピックヘッダが表示されるようになる。表示されるトピックヘッダは、ユーザーのそれまでの履歴に基づいて興味がありそうなものが並ぶ。例えば、Googleでハイキングについて頻繁に検索しているユーザーの場合は、「ハイキング」トピックヘッダが表示される。
各トピックのカードには、右下にコントロールボタンが付き、これで同じトピックのカードの表示頻度を調整できるようになる。
また、Discoverはモバイルブラウザの「新しいタブ」にも表示されるようになる。
米国では、英語とスペイン語のバイリンガルなDiscoverが利用可能になる。この機能は今後、他の地域、言語にも拡大していく計画という。
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