ちょっとした注意点も 「Ponta×Apple Pay」の使い方(1/2 ページ)
ローソンなどが参加する共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」が、iOS 12以降を搭載する「iPhone」やwatchOS 5以降を搭載する「Apple Watch」でコンタクトレス(非接触)利用できるようになった。Apple Payの非接触決済機能と併用も可能だが、ちょっとした注意点もある。
11月7日からロイヤリティ マーケティング(東京都渋谷区)が運営する共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」がiPhoneとApple Watchの「Apple Wallet」に対応。全国のローソンで利用できるようになった。Apple Payの非接触決済(iD/QUICPay+/Suica)と組み合わせることで、支払い時にPontaカードを提示せずにPontaポイントがたまる仕組みが構築された。
筆者も早速試してきたので、利用方法を注意点と合わせてご紹介する。
事前準備
Apple Wallet版のPontaカードは、以下のデバイスに対応する。FeliCaによる非接触決済機能を備えない機種にも対応している点がポイントだ。
- iOS 12以降を搭載する「iPhone 6」以降のiPhone
- watchOS 5以降を搭載する「Apple Watch Series 1」以降のApple Watch
PontaカードはiOS版PontaアプリまたはPonta Webを利用してデバイスに追加する。Ponta Webを使う場合は、Safariでアクセスする必要がある。
アプリを使ってPontaカードを追加する場合の手順は以下の通り。
- Pontaアプリを起動する(必要に応じてPonta WebのID・パスワードでログイン)
- バーコード下の「Apple Walletに追加」バナーをタップ
- 追加するカードの概要画面が出たら「次へ」をタップ
- 「個人情報を追加」画面にメールアドレスを入力したら「次へ」をタップ
- 利用規約を読んで「同意する」をタップ
- 念押しのダイアログボックが出たら「同意する」をタップ
- パスの「自動で選択」にチェックが入っていることを確認して「完了」をタップ
Wallet版Pontaカードは非接触IC(NFC)対応パスとして追加される。このパスにはバーコードが表示されないので、ローソン以外のPonta加盟店では利用できない。面倒でもPontaアプリでバーコードを表示するか、プラスチックのPontaカードを利用しよう。
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