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Android 4.4未満のドコモスマホ・タブレットでキャリア決済に利用制限 2019年1月11日から:セキュリティ強化の一環
Android 4.4以前のOSを搭載するドコモ端末において、Wi-Fi(無線LAN)経由のキャリア決済が利用できなくなる。当該機種でどうしてもキャリア決済を行いたい場合は、モバイル通信に切り替えて「spモード」に接続しよう。
NTTドコモは、2019年1月10日をもってキャリア決済サービスにおける旧式の暗号化通信(SSL 3.0/TLS 1.0/TLS 1.1)のサポートを打ち切る。このことに伴い、同年1月11日以降、Android 4.4未満を搭載するドコモスマートフォン・タブレットではキャリア決済サービスの利用に制限が生じる。
制限対象のサービス
2019年1月11日以降、Android 4.4未満の機種ではWi-Fi(無線LAN)で通信している場合に以下の決済サービスが利用できなくなる。
- ドコモ払い
- d払い(ネット決済)
- spモードコンテンツ決済
- ドコモ口座
制限の回避方法
今回の制限は、以下のいずれかの方法で回避できる。
- 決済利用時に「spモード」で通信する(Wi-Fiをオフにする)
- Android 4.4以降にOSバージョンアップする(バージョンアップ可能な場合)
- 最新スマホ・タブレットに機種変更する
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