Samsung、アウトカメラがスライド・回転してインカメラにもなる「Galaxy A80」
Samsungが、アウトカメラをスライドして回転させるとインカメラにもなるミッドレンジスマートフォン「Galaxy A80」を発表した。カメラは4800万画素のメインカメラと広角、3Dの3台。欧州で5月29日に約8万円で発売する。
韓国Samsung Electronicsは4月10日、ミッドレンジの新スマートフォン「Galaxy A80」を発表した。タイのバンコクで開催された発表イベントに参加したユーザーによると、欧州での販売価格は649ユーロ(約8万円)で、発売は5月29日。日本で発売するかどうかは不明だ。
アウトカメラがスライドして回転し、インカメラにもなるのが大きな特徴だ。大画面化とノッチ(切り欠き)回避のためにカメラをスライド式にしたスマートフォンは既に幾つか発売されているが、回転してインカメラも兼ねるのはGalaxy A80が初めてだろう。
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主な仕様は、ディスプレイは6.7型(1080×2400ピクセル)のSuper AMOLEDで、同社の「New Infinity Display」を採用。アウトカメラ兼インカメラは4800万画素のメインカメラ、800万画素の広角カメラ、3D深度カメラの3台で構成される。
プロセッサはQualcommのSnapdragon 730、メモリは8GB、ストレージは128GB(microSDはサポートせず)。バッテリーは3700mAh。サイズは165.2×76.5×9.3ミリ(重さは公表されていない)。色はPhantom Black(黒)、Angel Gold(金)、Ghost White(白)の3色だ。
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