| News | 2000年7月10日 10:50 PM 更新 |
Weekly Top10(7月3日〜7月9日)
先週は,「ファミコン決死隊」逮捕のニュースがトップを飾った。ファミコン決死隊とは,エミュレータで使えるROMイメージを掲載していた,その筋ではかなり有名なサイト。ファミコンのみを扱い,全ソフトの完全制覇を目指していたという。なお,現在もファミコン決死隊のサイトは閉鎖されていないが,更新は3月で止まっている模様だ。
そのほか,AnchorDeskのコラムが上位を占めたなかで,金曜日に掲載された「フレッツ・アイ,ADSLを後目に大躍進」が5位にランクイン。常時接続環境への関心の高さを伺わせた。
5月30日掲載の「ADSL,離陸の気配――広帯域難民を免れた私の場合」に対し,julietさんからメールをいただきました。以下,抜粋。
「記事の中で,ADSLの契約が伸びない事に言及されていましたが,これはもちろん,(NTTは)計算の上です。その計算とは,アナログ契約を減らし,ISDNへ移行させようというものです。そのこころは,ずばり東京電話つぶしです。東京電話はアナログでしか契約できません。つまり,ISDNにすると,東京電話を使用できないのです。言い換えれば,ISDNが多くなればなるほど,“自動的”にライバルが減っていくのです。市外電話系の新電電はISDNがOKなので,「NTT ISDN化計画」には関係ないのですが,こちらは,市外電話の通話を取られても市内の回線使用料は(NTTに)入ってくるので,重点課題にはしてないようです」
NTTの意図は確認できていませんが,「ISDNを増やす」イコール「ライバルが減る」のは事実でしょう。半年ほど前,自宅に東京電話の営業マンがセールスに来たことがあります。コンピュータ関連の仕事だと知って早速インターネット接続のセールストークを始めたのですが,「ISDNです」と言うと,肩を落として帰っていきました。フレッツ・アイが広がりつつある今とは状況も異なりますが,当時,“ISDN対応,東京電話のインターネット”には,かなりの需要があったはずです。
7月7日掲載の米国記事「期待のWAP対応電話,普及を待つには忍耐が必要」について,ohtaさんからメールをいただきました。以下,抜粋。
「日本の現状とi-modeについて一切触れられていないのはナゼですか? 米国と欧州の現状は比較されていたようですが,日本は完全に無視された状況の記事は御社アンカーデスクの署名記事として取材の怠慢ではないかと思われます」
Jesse Berstは,各地域の状況分析よりも「委員会仕事はうまくいかない」というテーマを重視したものと思われます。もちろん,日本の現状を知らなかったか,市場として軽視していたという可能性もあるでしょう。実際,日本でiモードやWAP(EZWeb)が普及しているという事実は,ほとんど世界には伝わっていません。ただ,eWEEKの「安全性に欠けるワイヤレス技術」ではiモードを取り上げています。ご参照ください。
ところで,九州沖縄サミットでは,海外の関係者やプレスに対してNECのiモード端末が配布され,専用コンテンツが閲覧できる仕組みを整えているそうです(6月30日の記事を参照)。海外の報道関係者がその利便性を享受すれば,携帯電話によるWebアクセスや日本に対する認識を新たにするかもしれません。
[芹澤隆徳, ITmedia]
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