News | 2000年7月19日 07:55 PM 更新 |
日立マクセルは,SolidAudioプレーヤー「musicBit! CROSSFORM」を8月3日に発売する。同機は,昨年11月に発売した「musicBit!」の第2弾。SolidAudioの標準圧縮方式であるTwinVQに加え,MP3とWMA(Windows Media Audio)に対応したマルチデコード機能が特徴だ。
ブラックカラーの本体は,88(幅)×54(高さ)×10(厚さ)ミリで,重量は約52グラム。本体中央に設けられた液晶ディスプレイは12文字×3行の表示領域を持ち,曲名やアーティスト名をはじめ,圧縮方式やビットレートまでを表示することが可能だ。
バッテリーは専用のリチウムポリマー充電池を採用しており,約6時間の連続再生ができる。バッテリー寿命は前モデルと変わっていないものの,充電時間が30分ほど短縮され,3時間30分となった。
メディアには,ID付きのスマートメディアを採用。64Mバイトメディアを使用した場合,ビットレート80Kbps(CDに近い音質)のTwinVQもしくはWMAで約100分,40Kbps(FM放送並みの音質)のTwinVQで約200分の録音が可能だ。
標準添付されるエンコーダソフト「VQ ENCODER」はバージョン2となり,MP3やWMAのファイル転送をサポートした。ただし,エンコード機能についてはTwinVQのみの対応となっており,MP3やWMAに変換する際は別途ソフトが必要になるという。VQ ENCODERは,Windows 98/98SE/Mac OS 8.5以降で動作する。
価格はオープンプライス。店頭では2万3000〜4000円で販売される見込みだ。
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[芹澤隆徳,ITmedia]
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