| News | 2000年7月19日 07:55 PM 更新 |
ヤマハは7月19日,「mLAN」の技術情報や特許実施権,ロゴ使用権などを有償供与するライセンスプログラムを9月から開始すると発表した。mLANは,IEEE 1394を用いた電子楽器やプロ・オーディオ機器のデジタル接続仕様だ。
mLANは,もともと楽曲演奏や音楽制作環境でのシステム接続を容易にすることを目的に開発されたネットワーク技術であり,接続の自動的な復旧や,PCを介さなくても機器同士が密接に連携して動作できるといった特徴がある。1394TA(Trade Association)で1997年に策定された「オーディオおよび音楽データ転送に関する仕様」(Specification for Audio and Music DataTransmission)を実装しており,マルチチャネルのオーディオデータ伝送が可能だ。
ライセンスプログラムは,提供されるハードウェアやソフトウェアによって,主に3つに分類される。
1,mLANアダプタボードと技術仕様書,関連知的財産権の実施権や使用権を一括供与。ライセンシーは,インタフェース部分のみを開発し,mLAN対応製品を出すことができる。
2,回路図,ファームウェアなどのアダプタ設計情報とともに,技術仕様書,関連知的財産権の実施権や使用権を一括供与。ライセンシーは自由に基板設計を行える。
3,技術仕様書,関連知的財産権の実施権や使用権を一括供与。ライセンシーが技術仕様書から対応製品を開発する場合は,この契約のみでよい。
なお同社では,「mLAN」対応の自社製品を近日中に発売することも明らかにしている。
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[芹澤隆徳,ITmedia]
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