| News | 2000年7月27日 09:00 PM 更新 |
リクルートと米Aboutは7月27日,ガイド付きの情報サイトを運営する新会社「リクルート・アバウトドットコム・ジャパン」を合弁で設立したと発表した。資本金は19億円で,出資比率はリクルートが49.5%,Aboutが47.5%,そのほかベンチャーキャピタルが3%。社長兼CEOには,リクルート次世代事業開発グループの江幡哲也氏が就任した。2001年1月をメドにサービスを開始し,2年後には30億円の売り上げを目指す。
新会社が運営する情報ポータルサイトの特徴は,結婚や恋愛,車など,それぞれの分野について専門的な知識を持つガイドがユーザーをナビゲートする点。これはAboutが米国で展開しているサービスで,ガイドは,お薦めサイトのリンク集の作成やそのレビューのほか,チャット・フォーラムの運営などを行う。これによってユーザーは,ロボット検索で情報を絞り込むことなく,有益な情報に簡単にアクセスすることが可能になるという。リクルートではAboutのサービスモデルについて,「例えば,何か知りたいことがあったとき,そのことに詳しい人に話を聞くだろう。新会社のサービスは,そうした自然な行動をインターネット上に持ち込むものだ」と説明する。
新会社のサービスで重要な役割を果たすのは,専門知識の豊富なガイドだ。そこで新会社では,リクルートが発行する情報誌のライターをガイドとして動員。ガイドが編集するサイトは,サービス開始時に約150を用意し,3年後には700〜800まで拡大する予定だという。またガイドの増員も順次行う計画で,将来的にはインターネット上で一般公募も行う。ガイドに対する報酬は,数万円の固定給と,広告収入に連動した歩合給の2つで,平均で月間10万円強の収入になる見込み。ちなみに,Aboutには現在,700人のガイドがいるが,中には100万円近く稼ぐガイドもいるという。
リクルートは「ISIZE」という情報サイトを運営しているが,新会社のサービスは「ユーザーとより多くの接点を持つことができる」(同社)と話す。また必要に応じて,ISIZEとリクルート・アバウトドットコム・ジャパンのサイトでコンテンツを相互利用するという。
[中村琢磨,ITmedia]
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