News | 2000年8月1日 11:26 PM 更新 |
米Rambusは7月31日(米国時間),1066MHzのRDRAM(Rambus Direct RAM)技術を開発したと発表した。従来最高だった800MHzを33%上回り,1チャンネル当たりのデータ転送帯域は毎秒2.1Gバイトに達するという。
同社によると,新技術はPC 800 RDRAMのスピードビンを変更することで実現したという。量産出荷は2001年を予定しており,現時点で韓国のSamsung Semiconductor,Hyundai Electronics,東芝,NEC,独Infineon Technologiesが新技術の採用を表明している。
RDRAMはSDRAM(Synchronous DRAM)に代わる次世代高性能メモリとして注目を集めていたが,高価格がネックとなり普及が進んでいない。米Intelは7月25日,今年後半に発表するPentium 4でRDRAMのみをサポートするという当初の計画を変更し,予定外だったSDRAMにも対応する計画を明らかにしている。
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