News 2000年8月9日 11:46 PM 更新

米Intelと松下がSDプレーヤー向けの音楽配信ソリューションを発表

 米Intelと松下電器産業は8月8日,PC上で音楽を安全に管理し,携帯型音楽プレーヤとデータ記憶装置に安全に転送するためのソフトウェア製品群を共同開発したと発表した。

 新しいソフトウェア・ソリューションは,著作権保護付き音楽転送ソフト,著作権保護付き音楽管理ソフト,EMD接続ソフトの3種類の製品で構成される。著作権保護付き音楽転送ソフトは,SDメモリカードへ音楽コンテンツを転送するもので,4C Entity(IBM,Intel,松下,東芝)により定義されたCRPM(Contents Protection for Recordable Media)を採用したすべての携帯機器で動作し,SDメモリカードにおけるセキュリティシステムの核となる。

 著作権保護付き音楽管理ソフトは,PC用ジュークボックスアプリケーションに統合され,電子透かしの検出やコンテンツ保護といったSDMI準拠規格を実現するために必要な機能を持つ。EMD接続ソフトは,電子音楽の配信システムが,コンテンツを安全に著作権保護付き音楽転送ソフトに転送することを可能としている。

 Intelと松下は,Intelのコンテンツ保護技術であるIntel Software Integrity Systemに基づいたEMDシステムが,SDメモリカード搭載プレーヤーに音楽を安全に配信できるように,このソフトウェア技術を利用していく予定だ。

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