News 2000年8月10日 08:24 PM 更新

2000年度は前年比19%成長――矢野研究所のPC出荷台数予測

 矢野経済研究所は8月10,国内PCメーカー21社などを対象に調査を行ったPC出荷状況の結果を発表した。

 これによると,1999年度の国内総出荷台数は,前年度比42.8%増の約1150万台で,2000年度の総出荷台数は,対前年19%増の1366万6000台となる見込みだという。

 2000年度の動向を見ると,メーカー別では,NECがトップを維持する見込みだが,2位の富士通との差は僅差となり,NECによる独走体制が終焉を迎えつつあるという。また形状別では,昨年度から引き続き省スペース型が伸張しており,2000年度は240万台を突破すると予測する。なお矢野経済研究所では,個人市場が引き続き拡大傾向にあり,2000年度は台数ベースでおよそ前年比100万台増の625万台に達すると見る。

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