News	2000年8月23日　05:40 PM 更新

コンパック，企業向けノートにAMDのモバイルプロセッサを採用，既存モデルも仕様強化

コンパックは，企業向けオールインワンノート「Armada」シリーズに，初のAMD製プロセッサ搭載シリーズを追加した。

　コンパックコンピュータは8月23日，企業向けノートPC「Armada」シリーズの新製品として，初のAMD製プロセッサ搭載シリーズとなる「Armada 100SアドバンテージモデルV」など，3機種10モデルの受注を開始した。

　Armada 100SアドバンテージモデルVシリーズは，AMDのK6-2+/533MHzを採用することで低価格を実現したオールインワンノートPC。液晶ディスプレイの違いにより2モデルをラインアップし，12.1型（SVGA）HPA液晶を搭載する「MK62533/12/Win98」が13万8000円，13.3型（XGA）TFT液晶搭載の「MK62533/13/Win98」が16万8000円となる。また13.3型液晶モデルには，「Office 2000 Personal」をバンドルする「MK62533/13/Win98/Office2K」（18万8000円）も用意されている。

　主な仕様は全モデル共通で，64Mバイトのメモリ，5GバイトHDD，56Kbpsモデム，最大24倍速CD-ROMドライブを標準で装備する。出荷は9月下旬より。

　またコンパックは同時に，ハイエンドオールインワンノートの「Armada E500」シリーズ，B5モバイルノートの「Armada M300」シリーズのラインアップを一新した。

　Armada E500シリーズは，CPUにモバイルCeleron/550MHzまたはモバイルPentium III/700MHzを採用，液晶ディスプレイは，12.1型TFT（SVGA）／14.1型TFT（XGA）に加え，初めて15型（XGA）TFT液晶搭載モデルも用意した。価格は18万9800円より（Celeron/500MHz，64Mバイトメモリ，5GバイトHDD，最大24倍速CD-ROM，12.1型TFT液晶）。

　またArmada M300シリーズでは，CPUをモバイルPentium III/500MHzから同600MHzに強化，液晶ディスプレイも12.1型（従来は11.3型）に変更した。価格は23万9800円からとなっている。両シリーズとも8月下旬より順次出荷が開始される。

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