News | 2000年8月31日 08:28 PM 更新 |
東西NTT地域会社は8月31日,一部専用線サービスを最大42%値下げすると発表した。10月1日より新価格体系でサービスを提供する。値下げの対象となるのは,「高速デジタル伝送サービス」(HSD)ならびに「ATM専用サービス」。
HSDでは,192K〜6Mbpsの中高速品目において,月額料金を平均11%(最大29%)値下げする。さらに,HSDならびにATM専用サービスの全品目において,対象距離区分が90キロを超える回線の料金を均一化する。
品目 | 距離区分 | 値下げ率 |
高速デジタル(HSD中・高速品目) | 全区分 | 平均11%(最大29%) |
高速デジタル(HSD低・超高速品目)・デジタルアクセス | 90キロを超える距離区分 | 平均19%(最大42%) |
ATM専用サービス(全品目) | 90キロを超える距離区分 | 平均18%)最大(31%) |
新料金の一例を挙げると,15キロ以下では,192Kbpsが13万5000円(値下げ率29.3%),256Kbpsが16万8000円(同16%),384Kbpsが19万6000円(値下げ率9.7%)。また90キロ以上については,192Kbpsが33万6000円,256Kbpsが39万1000円,384Kbpsが45万2000円で統一される(詳細は東西NTT地域会社のWebサイトを参照)。
また東西NTT地域会社では,10月1日より,「一般専用サービス」「高速デジタル伝送サービス」「ATM専用サービス」の各サービス単位で適用している高額利用割引(利用額に応じて月額料金を割り引く)を見直し,割引率ならびに対象金額を統一する(現行では利用金額に対する割引率が,サービスごとに異なっている)。
一方,グループ会社のNTTコミュニケーションズは今年4月1日よりHSDの新料金体系を導入。東西NTT地域会社のサービスでは据え置きとなった64K/128Kbpsの低速品目について最大41%の値下げを行っている。
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