News 2000年9月7日 05:30 PM 更新

アキア,デスクトップ用Pentium III/700MHz搭載のノートPCを発表

アキアは,同社として初めてFC-PGA版Pentium III/700MHzを搭載するノートPCを発表。大型液晶やCD-R/RWドライブを搭載して20万円を切る価格を実現した

 アキアは9月7日,オールインワンノートPCの新製品「Tornado8000」シリーズを発表した。デスクトップ用のFC-PGA版Pentium III/700MHzを採用してコストを抑えたのが特徴で,14.1型液晶やCD-R/RWドライブを搭載しながら,19万8000円からという低価格を実現している。出荷開始は9月下旬。

 Tornado 8000は,メモリ容量とアプリケーションの有無で2モデルが用意された。下位モデルの「Tornado8270/64」は,64Mバイトのメモリで19万9800円。上位モデルの「Tornado8270/128A」は,128Mバイトのメモリに加え,アダプテックのCD-Rライティングソフト「Easy CD Creator4」「Lotus Super Office 2000」「IBM ViaVoiceミレニアム」「インターネット翻訳の王様POWER+」「デジカメの達人 2000」「乗換案内 時刻表対応版」などを添付して21万9800円。OSにはどちらもWindows Meを採用している。

 2モデルの主な仕様は以下の通り。

製品名 Tornado8270/64 Tornado8270/128A
CPU Pentium III/700MHz
チップセット VIA Promedia1/686A
メモリ 64Mバイト 128Mバイト
HDD 10Gバイト
ドライブ CD-R/RWドライブ(読み込み最大20倍速,書き込み最大4倍速,書き換え最大4倍速)
液晶パネル 14.1型TFT液晶(1024×768ピクセル)
モデム 56Kbps
インタフェース VGA,S端子,マイク,ライン入力,ライン出力,シリアル,パラレル,PS/2,USB×2
PCカードスロット Type II×2(Type III×1として使用可)
本体サイズ 305(幅)×251(奥行き)×39(厚さ)ミリ
重量 約3.3キロ
OS Windows Me
価格 19万9800円 21万9800円

 なお,同じくFC-PGA版Pentium III/700MHzにVIAのPromediaチップセットを組み合わせたノートPCが,同日,同価格でソーテックから発表(別記事を参照)されたが,アキアでは「OEM関係はない。単に部材の供給元が同じだったのではないか」と話している。

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[芹澤隆徳, ITmedia]

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