News | 2000年9月12日 02:08 PM 更新 |
日本アイ・ビー・エム(IBM)は9月12日,家庭向けノートPC「ThinkPad i Series 1200」の新製品として,12.1型TFT液晶搭載で14万円台の低価格モデル「1161-41J」,ならびにDVD-ROMドライブやIEEE 1394インタフェースを装備する上位機種「1161-71J」を発表した。両機種とも,OSにはWindows Meをプリインストール。発売は9月22日。
1161-41Jは,今年6月に発表された「1161-234」の後継モデル。1161-234は,13型のHPA液晶を採用する低価格モデルとして売り出されたが,「TFT搭載のローエンドモデルを望む声が多かった」(IBM)こともあり,1161-41Jでは再びTFTに戻されている。また価格を抑えるために,今回は,13型ではなく12.1型の液晶パネルを採用した(解像度はSVGAのまま)。また,CPUをモバイルCeleron/500MHzから同550MHzに強化,HDDについては,6Gバイトから5Gバイトに容量を減らしている。価格は,14万9800円(IBM PC Direct価格)。
1161-71Jは,13.3型TFT液晶を装備する1161-264の後継機種。CD-ROMドライブからDVD-ROMドライブに変更したほか,CPUをモバイルCeleron/500MHzから同600MHzに,HDDを12Gバイトから20Gバイトに強化した。ソフトには,DVD再生用の「DVD Express」や,動画編集の「MotionDV Studio」などをバンドルしている。価格は19万9800円(IBM PC Direct価格)。
主な仕様は以下の通り。
モデル | 1161-41J | 1161-71J |
CPU | モバイルCeleron/550MHz | モバイルCeleron/600MHz |
メモリ | 64Mバイト(最大192Mバイト) | |
HDD | 5Gバイト | 20Gバイト |
ドライブ | 最大24倍速CD-ROM | 最大8倍速DVD-ROM |
モデム | 56Kbps | |
ディスプレイ | 12.1型TFT液晶(SVGA) | 13.3型TFT液晶(XGA) |
本体サイズ | 313(幅)×252(奥行き)×36.6(高さ)ミリ | 313(幅)×252(奥行き)×35.4(高さ)ミリ |
重量 | 2.7キロ | 2.88キロ |
OS | Windows Me | |
IBM PC Direct価格 | 14万9800円 | 19万9800円 |
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