News 2000年9月13日 06:19 PM 更新

東芝,Windows Me搭載のDynaBook4機種を発表

東芝はWindows Meを搭載したDynaBookの新機種を発売する。インタフェースを充実させたほか,CD-R/RW&DVD-ROMマルチドライブ搭載機種も。

 東芝は9月13日,ノートPC「DynaBook」の新製品として,Windows Meをプリインストールした4機種を発表した。全機種に10/100BASE-TXポートとIEEE 1394,光デジタルオーディオ端子を搭載した点が特徴。またA4オールインワンでは,ノートPCとしては初めてCD-R/RW&DVD-ROMマルチドライブを搭載した機種も登場した。価格はすべてオープン。

 A4オールインワンは3機種。最上位機種の「DynaBook DB70P/5MC」は,新開発のCD-R/RW&DVD-ROMマルチドライブを搭載した。CD-R/RWとDVD用のピックアップを1つにまとめることで12.7ミリの薄さを実現したもので,同社によると,ノートPCにマルチドライブを搭載した製品は業界初という。またステレオスピーカーに加えてサブウーハーを内蔵しており,ノートPCでは難しい低音域の再生に威力を発揮するという。発売は10月21日で,実売予想価格は35万円前後。

 スタンダードモデルの「DynaBook DB60C/4RA」と「DynaBook DB55C/4CA」は,基本スペックを中心に強化が施された。インタフェースとしてTV出力用のS端子を搭載したほか,ディスプレイを閉じたままでも音楽CDが聴ける操作ボタンが追加されている。発売は両機種とも9月20日。実売予想価格は,DB60C/4RAが25万円前後、DB55C/4CAが20万円前後。

 主な仕様は以下の通り。

モデル DB70P/5MC DB60C/4RA DB55C/4CA
CPU モバイルPentium III
/700MHz
モバイルCeleron
/600MHz
モバイルCeleron
/550MHz
メモリ 128Mバイト(最大384Mバイト) 64Mバイト(最大192Mバイト)
HDD 20Gバイト 10Gバイト
ドライブ CD-R/RW&DVD-ROM CD-RW CD-ROM
ディスプレイ 15型TFTカラー液晶(XGA) 14.1インチTFT液晶(XGA)
本体サイズ 328(幅)×277(奥行き)×40.7〜44.7(高さ)ミリ 322(幅)×277(奥行き)×36(高さ)ミリ
重量 約3.5キロ 約3.2キロ
連続駆動時間 約2.2時間 約2時間
OS Windows Me
価格 オープン

 B5サイズノートPCの「DynaBook DS50C/1CCR」は,7月発売の「DynaBook SS DS50C/1CA」とハードウェアスペックが同じで,OSをWindows 98 Second EditionからWindows Meに変更した。発売は9月15日で,実売予想価格は25万円前後。

 主な仕様は以下の通り。

モデル DS50C/1CCR
CPU モバイルCeleron/500MHz
メモリ 128Mバイト(増設不可)
HDD 12Gバイト
ドライブ CD-ROM
ディスプレイ 11.3型TFT液晶(XGA)
本体サイズ 270(幅)×227.9(奥行き)×29.9(高さ)ミリ
重量 約1.6キロ
価格 オープン

関連リンク
▼ 東芝のPC情報サイト

[小林伸也, ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.