News | 2000年9月28日 11:01 PM 更新 |
コンピュータ・ニュースの市場調査部門であるBCN総研は9月28日,「Windows Millenium Edition」(Windows Me)の初日の販売本数が16万3000本に達したと発表した。Windows 98 Second EditionのマイナーアップグレードであるWindows Meは,これまでの新OS出荷時とは異なり静かな滑り出しとなったが,売り上げは堅調に伸びているようだ。
マイクロソフトによれば,今月22日の発売日以降もWindows Meの販売は好調に推移しており,トータル販売本数ではWindows 98を上回りそうな勢いだという。同社ではこうした状況について,「午後4時から販売を開始したことで,学校や会社帰りのユーザーが購入することができた」とコメント。「新OS出荷=深夜発売」という慣例に反して,正式発売日の前日にアップグレード版の販売を開始したことが,功を奏したと見る。
またマイクロソフトが,「デジキューブやLoppiを利用した通信販売,ならびにインターネット通販による購入者が大幅に増加した」と言うように,先週金曜日の秋葉原が落ち着いた雰囲気だったのは,多くのユーザーが自宅でこの新OSが届くのを待っていたからかもしれない。「お祭り的な盛り上がりはなかったが,OSのパッケージ販売としては好調なスタート」(BCN総研)
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