News 2000年11月2日 11:21 PM 更新

米IBMが消費者向け用品の音声対応化を推進

 米IBMは11月2日に,キヤノンと協力して,キッチン用品や玩具,ゲームのコンソールなど消費者向け機器への音声対応を進めていくことを発表した。

 これは,同社の「Embedded ViaVoice, Mobile Device Edition」を使うことで,消費者が様々な場所や家庭用機器に向かって簡単に命令することができるようになるというもの。音声認識処理に5〜10MIPSしか必要なく,携帯電話やPDAなどのデバイスを特定の個人で使用する場合には50語までのアクティブな語彙を提供できるとのこと。

 また同時に,日本の開発者向けに,あらゆるモバイル・デバイスあるいはハンドヘルドデバイスに対する音声対応モバイルソリューション実現を可能とする「Embedded ViaVoice, Multiplatform Edition」の日本語版を発表した。SDKおよびランタイムキットは,個別の導入要件に基づく料金により,同社IBM Voice SystemsのWebサイトから入手可能。

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▼ IBM Voice Systems

[ITmedia]

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