News 2000年11月8日 11:01 PM 更新

ACCS,違法コピー防止の依頼書を全国の専門学校に送付

 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は11月8日,専門学校やコンピュータスクールに対し,使用するソフトウェアのライセンスを再確認することを依頼する文書を送付すると発表した。同日,全国930の専門学校に書類を送付した。

 ACCSでは,専門学校での違法コピーが相次いでいることから,「学校や企業などの組織内部では,ソフトの不正使用は発覚しにくいという妙な安心感が広がっている」と懸念しており,今回の依頼書によって,専門学校などでの不違法コピーに対する意識の低さを改めたい考えだ。

 なお送付書では,「平成13年より,法人が著作権侵害を行った場合には1億円以下の罰金を科せられる」ことに触れ,「刑罰や多額の損害賠償請求に加え,信用を大きく失う社会的リスクが伴う」と警告している。

関連記事
▼ 大阪地裁,パソコンスクールの違法コピー疑惑を調査
▼ 法律学校のあきれた著作権意識──米MSなど3社が著作権侵害で東京リーガルマインドを提訴

関連リンク
▼ コンピュータソフトウェア著作権協会

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.