News | 2000年11月13日 06:32 PM 更新 |
日立製作所は,11月13日,AMD Duronプロセッサを搭載した企業向け低価格PC「FROLA 30DV」を発表した。CPUを,従来モデルで採用していたK6-2/500MHzからDuron/600MHzに変更し,CD-ROMドライブも40倍速から48倍速に変わっている。
日立製作所としては,Duronを搭載したPCは初めて。採用の理由としては,「これまで30DVが使っていたK6-2の後継CPUだということ」(日立広報部)を挙げる。さらに,なぜCeleronではなくDuronを選んだのかという質問には「価格的なものが理由」(日立広報部)としている。
FLORA 30DVは,LANを装備し,15型CRTディスプレイ(最大800×600ピクセル)とセットで7万円台の価格を実現しているのが特徴だ。OSは,Windows 98 SE/Me/2000/NT 4.0の4種類から選択できる。また,CD-ROMドライブの代わりにCD-R/RWを選択したり,LANの代わりにモデムを選ぶこともできる。
価格は,Windows 98 SE/Meモデルが7万9800円。CRTディスプレイなしのモデルは7万6800円となる。Windows 2000/NT 4.0モデルは9万2800円。出荷はWindows 98モデルが12月11日,残りのモデルは12月14日を予定している。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | FLORA 30DV |
CPU | Duron/600MHz |
メモリ | 64Mバイト SDRAM |
チップセット | VIA Apollo KT133 |
グラフィック | ATI RAGE XL |
HDD | 10.2Gバイト |
ドライブ | 48倍速CD-ROM,FDD |
LAN | 100BASE-TX/10BASE-T |
主な付属品 | 15型CRTディスプレイ,109キーボード,ホイールマウス |
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